【ハイキュー】僕んとこの一年生超かわいーべ！！【男主】 (ページ44)

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( ；∀；){二人ともおこなの…？) ページ44

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「Aちゃん、起きて。そろそろお迎え来るよ？」

　肩を揺さぶられた。ぼんやりとしているが身を起こして、欠伸をひとつ。

「おはよ、Aちゃん」
「おはようございます」

　そうだ、僕…ジャージ借りっぱなしなんだったっけ。あとでちゃんと返さないとな…。

「立てる？まだ辛いならおぶってってあげるけど」
「大丈夫です。すみません、たくさん迷惑かけてしまって…」
「いいんだよ、ほら、行こうか」

　歩き始める徹さんの追って、薄暗い廊下を後にした。

「うちのがお世話になりました…」
「いいのいいの、それじゃ、俺はちょっと急いでるから」
「徹さん、ありがとうございました」
「うん」

　迎えに来てくれたのはちーちゃんで、みんなはもう帰り支度は済ませたらしい。僕の荷物は月島くんがまとめてくれたって。後で肉まん奢ろ。

「っていうかさ、何で青葉城西のジャージ？大地さんたち嘆くよ？」
「徹さんが、俺の服、ほら、こんなだからさ。貸してくれた」
「うわ、ぐしょぐしょじゃん。着替えは？」
「バッグのなか」

　話ながら歩き、大地さんたちの姿を見つけた。

「大地さぁーん」

　広い背中に呼び掛けると、ほっとしたような顔の大地さんが振り向いて、

「おー、A、無事だっ…」

　ピシリ、と音をたてて固まった。

「いいか、ちゃんと返すんだぞ。間違っても持ち帰ったりするなよ」
「つーか上なら俺のジャージ貸すから、な？そんなの脱ぎなさい」

　何か物凄く慌てた大地さんと孝さんが、必死に脱がせようとして来るけど、苦笑いした。

「すみません、この中裸なんで、脱ぐに脱げないんです」
「なっ…！」
「それって裸ジャージ…」

　それにもショックを受けたようで、二人はギッと形相を変え、拳を握りしめた。

「「及川徹許さない…」」

　ハモってて凄かったけど…超怖かった。

　