【ハイキュー】僕んとこの一年生超かわいーべ！！【男主】

(；・ω・){翔ちゃんがんばれ〜) ページ18

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　結局、翔ちゃんはトビオちゃんと龍ちゃんの無自覚のプレッシャーで、がちがちになってしまった。



　そうこうしているうちに、練習試合当日が来てしまった。




「うぅう〜……」
「翔ちゃん落ち着いて、僕まで緊張しちゃう」
「すっ、すみせんっ！！！落ち着くの頑張りますっ！！！」
「あ〜…ダメだこりゃ」


　諦めて両手を上げて降参のポーズをすると、大地さんが困り顔で隣に並んで言った。


「お前でもダメかぁ…」
「ごめんなさい、トビオちゃんと龍ちゃん、いったい何言ったらこうなるんですか？」
「あいつらは…無自覚だから仕方ないよ」


　取り敢えず、青葉城西高校に向かうため、僕らはバスに乗り込んだ。いつもは龍ちゃんの隣なんだけど、今日は後ろの方で翔ちゃんと乗っちゃってる。

　どうしよかな、と視線を泳がせると、トビオちゃんと目があった。ちょうど、隣の席が空いている。


「いい？」
「どうぞ」


　二つ返事でオーケーをくれた。すとんと腰を下ろして、そわそわするトビオちゃんに「ありがとう」とお礼を言う。


「トビオちゃんは緊張とか、しない？」
「…少しは」
「メンタル強そうだもんね〜」


　とりとめのない会話をして、バスに揺られること数十分後。





「ぎゃー！！」
「日向が吐いたー！！」





　龍ちゃんの悲鳴と、みんなの叫びが、バスのなかに響いたのだった。




　これは……思った以上に不味いかも…。









　

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