四次元の妹です (ページ5)

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ご対面？ページ5

ゾクッ！

「今テヒョンオッパが変なことする時の感じがした…」

カトクで早く帰ってこれるって言ってたからチャプチェを作っていたら急に悪寒が走った。

なんかいやな予感がするんだけど大丈夫かな…
オッパすぐ問題起こすから…

「っと、できた！」

ちょっと味見…、うん美味しいー！
えーと今の時間は…もうすぐ19時か。
もうそろそろ帰ってくるかな？

ピコン

「ん？…あ、オッパだ。」

TH『荷物が多くて持ちきれないんだ。マネヒョンの車にいるから下りてきてくれない？』

「もー、何そんなに持って帰ってきたのー？」

しょうがないなぁ…

『分かった！ちょっと待ってて』

下に行くだけだしこのままでいっか。
エプロンを外して鍵とスマホだけ持って家を出る。

マネオッパの車は前テヒョンオッパを送って来てくれたことがあるので何となくわかる。

「あ！」

マンションの入り口でキョロキョロしていると駐車場の奥の方に見覚えのある車を見つけた。

やれやれしょうがないオッパなんだから…

運転席に誰もいないんだけどこの車であってるよね？

ガラッ

「！オッパおかえりなさい！」

ドアが開いてでてきた人にいつものお帰りのハグをするために飛びつく。

て、あれ？なんかいつもより固い…
それになんでオッパ何も言わないの？
な、なんかおかしいんだけど、

ギギギと音がしそうなくらいぎこちなく顔を上げて…

「ぐぅちゃ、あ、ちが、ジョングク、さん？」

う、嘘、なにかの間違いだ。
あ、もしかしてただのそっくりさんか？

とりあえず抱きついていた腕をそーっと放して頭を下げる。

「すみません、人違い…、いえ車違いしました…」

JK「間違ってないです。…初めまして、チョン・ジョングクです。

テヒョニヒョンの妹さんですよね？」

「は、はい？」

TH「やー！ジョングギ！Aから離れろ！

A！そいつは危険だからオッパのとこにおいで！」

車の中からテヒョンオッパの声がして思わずのぞき込むと、

「ひゃ、ひゃあ…」

NJ「どうもこんばんは。急にごめんね？びっくりさせちゃって…」

HS「ホビホビー！はじめまして！」

JM「うわあ本当に可愛いね…」

YG「…名前、Aっていうのか？」

BTSのみなさんが勢ぞろいだって？

「む、無理、テヒョンオッパ…」

あ、なんかくらくらする…

TH「A！」

テヒョンオッパに名前を呼ばれるのをどこか遠くに聞きながら私は意識を飛ばしたのだった…