＊坂道メンバーの弱り小説＊Part5

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美空に言ったら、いろいろ対処法を考えてくれて、自分のナプキンまで貸してくれるとのこと。

やっぱ優しいなぁと思って、待ってたら数分後、勢いよく戻ってきた。





美空「あーや、ここ開けれる？…開けれなくても上から渡せるけど…。」

小川「だいじょぶ…。」



美空「はい。…女性のスタッフさんに言って下着ももらってきたけど…。つけ方とかわかる…？」


小川「なんとなく…。」

美空「じゃあ、一回自分でやってみよっか。分からなかったらいつでもよんで〜。」


小川「うん…。」







ガチャ。


美空「付けれた？」」

小川「ぅん…。なんか変な感じ…。」




美空「そりゃ最初はそうだよね〜。」

美空「まあ、収録の時隣だし、なんかあったら声かけてね。」



小川「ありがとう…。」




美空「ほら、早くお弁当食べないと午後の収録始まっちゃう！」


小川「そうだね。」









美空side.

　
一本目の収録が終わって、お昼休憩。…トイレに行きたくて、彩を誘っていったけど、彩がなかなかトイレから出てこない…。


何かあったのかと思って声かけたら、中から泣き声が聞こえてきて。



涙の理由を聞いたら、初生理がきてしまったとのこと。

そりゃ初収録で初生理が来たら誰しもパニックになるよね〜…。




とりあえず、ここは歳上の私がしっかりしないとね〜。


自分のナプキンを彩に貸すために楽屋に。





そしたら、何人かの先輩がいて、その中にスタッフさんが。




美空「あの…。」


飛鳥「お、一ノ瀬ちゃん。…どうしたの〜？」

美空「その…。」



スタッフ「どした〜？」

真夏「先輩には言いにくいお話？」



美空「いえ…。えっ…と…サニタリーショーツって…あったりしますか…。」


飛鳥「生理来ちゃった？」

美空「えと…私じゃなくて…彩が…。」



真夏「ああ、小川彩ちゃんか〜。」

美空「実はさっき初生理が来て…。私もどうしたらいいかわからなくて…自分のナプキンをとりあえず貸してあげようと思ったんですけど…。下着、汚れてるなら変えたほうがいいかなと思って…。」


スタッフ「多分奥の倉庫にあるから取ってこよっか。…ちょっとまっててね。」


美空「はい…。」


真夏「彩ちゃん、たしかに年齢的には初でもおかしくないもんね〜。」

飛鳥「まあ、乃木坂の先輩はみんな女だし、女性スタッフさんも多いから気軽に声かけていいからね〜。」


美空「…はい！」

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