＊坂道メンバーの弱り小説＊Part5

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マネージャー「今朝から吐き気があるみたいで…。嘔吐も何回か…。」


医師「そっかそっか〜。そりゃしんどいね…汗。…じゃあ、パパッと診察してPCRの検査やって、点滴打とっか。脱水怖いからね。」


マネージャー「ありがとうございます。」


医師「美月ちゃん、すぐ終わるからね〜。…これ、気持ち悪いなら持っときな〜。」





先生の診断的にはストレスが原因みたい。…コロナは陰性だったからそのまま美月を連れて家に帰る。


やっぱストレス関わってたか…。

最近、朝ドラの出演が決まったり、乃木坂内の活動もだいぶ多くなってきたから体力的にも精神的にも弱って来てたんだろな…。




でも、今日は午後から会議あるからな〜。


マネージャー「美月、私午後から会議あるんだけど…ひとりでも大丈夫？」

山下「……っん…大丈夫…。」



マネージャー「なんかあったらすぐ電話してくれていいからね。…あと、私じゃなくても他のメンバーとかでも全然いいからね。」


山下「……ん…っ…。」

マネージャー「じゃあ、ちょっと行ってくるよ〜。」





久保side.


今日はバスラで披露する曲の振り入れ。…でも、朝の時点で、山下が体調不良で休む。ということが伝えられた。

最近仕事立て込んでるって言ってたからな〜…。大丈夫かな…。

心配しながらも、曲に集中して気づけばお昼過ぎ。




スマホを開いてみると、美月からLINEが来てて…。

“しんどい”

“気持ち悪い”

“SOS”


が書かれていた。






このあとは特に仕事ないし、午後からは5期生ちゃんが振り入れだから、早めに着替えて帰らせてもらうことにした。



梅澤「なんかあったらいつでも連絡してね。」

梅にそう言われて、みんなからゼリーやら飲み物やらを貰って美月の家へ。





LINEで美月にオートロック教えてもらって、中に入ることができた。

玄関を開けると奥から泣き声が聞こえた。



久保「美月〜？」

山下「……史緒里…っ…ぅう…ﾋｸｯ…ﾋｸｯ……っ…。」



久保「どしたの〜…。涙流れちゃってるじゃん〜。」

山下「…ﾋｸｯ…私…っ………っ…ﾋｸｯ…ﾋｯｸ…。」


久保「…どした〜？」

山下「…んっ…ぅ…ﾋｸｯ…寂しかっ…たっ…ﾋｸｯ…うぅ…。」



久保「ごめんごめん…笑。…体調大丈夫？」

山下「大丈夫じゃな…ぃ…っ…ﾋｸｯ…ﾋｸｯ…。」


久保「そっか〜…。1人にさせてごめんね〜。…マネージャーさんは？」

山下「会議…っ…。」

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