山下美月・プレッシャーからの不調《久保史緒里》 ページ1
山下side.
………今…何時…。
まだ外が暗い早朝。…私はびっくりするくらいの吐き気で目を覚ました。
目覚め最悪…っ…。
とりあえず、動くの辛いけどこのまま居てもベッドに吐いちゃうと思ってトイレに移動することにした。
スマホを持ってトイレに引きこもる。
スマホは4:36を表示していた。
昨日の夜、寝たの1時半だから3時間くらいしか寝てない…。
山下「……ぅう…っ……。」
気持ち悪い……。
今日バスラの披露曲の振り入れあるのに…。
こんな体調じゃいけないじゃん……。
とりあえず、マネージャーさんに連絡してみることにした。…起きてるかな…。
プルルルル。プルルルル。
(マネージャー「…もしもし美月?起きるの早いね〜。どした?」)
山下「ごめん…っ……ちょっと体調悪くて…電話した…。」
(マネージャー「えっ、大丈夫?…症状は?」)
山下「……吐き気が…っすごくて……っ…しんどい…。」
(マネージャー「そっかそっか…。今からそっち行こっか。…一応、今日のレッスンは休もっか…。あと、落ち着いたら病院行ってPCRだね…汗」)
山下「……んっ……ぅ……。」
(マネージャー「電話、繋げたままにする?」)
山下「……ぅうん…大丈夫……っ…。ごめんなさい…っ…。」
(マネージャー「謝らないで大丈夫よ〜。すぐ行くから待っててね〜。」
マネージャーさんに電話したら今から家に来てくれるみたい…。申し訳ないな…。昨日も遅くまで仕事あったのに…。
でも、ひとりじゃ不安だったから……。
マネージャーさんが来るまでも動けずにトイレにこもっていた。
マネージャーさんは私の家のオートロックも知ってるから開けてはいれる…。
ただ、来てくれることに安心したのか急に強い吐き気が襲ってきて、そのまま戻してしまった。
山下「…っはぁ…っ…げぼっ……ぅ…ケホケホ…ぇ…ビチャビチャ…っ…ぅう……ハァハァ…ゲェ…っ…フゥー…ぇ…。」
それから数分後、マネージャーさんが来てくれた。
マネージャー「美月〜。入るよ〜。」
玄関からマネージャーさんの声が聞こえた。
トイレのドアは気力がなくて開けっぱなしだから…。
マネージャー「美月大丈夫?…あぁ戻しちゃった?」
山下「……うぅ…っ…気持ぢ悪ぃ…っ……ケホケホ…。」
マネージャー「気持ち悪いね…汗」
マネージャー「保健証とかいろいろ準備してくるね。美月はここに居な。」
109人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
璃子(プロフ) - 私も過去のお話すごく好きだったので読み直したいです!これからも無理せずに頑張ってください!! (3月7日 11時) (レス) id: 7de8d9b366 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 私も過去のお話読み直したいです!よろしくお願いましす🙇🏻♀️ (2月24日 20時) (レス) @page4 id: 69423b4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 私ももしもだけどほんとのはなしを読み直したいです!忙しいとは思いますが頑張ってください!! (2月17日 17時) (レス) id: fd4a18c2b4 (このIDを非表示/違反報告)
パピコ(プロフ) - 飛彩さん、他のお話消してしまったのですか…??いつも過去のお話含め楽しく読ませてもらってたので、また家族小説とか弱り小説とか読み直したいです…! (2月17日 0時) (レス) id: 943ef010e8 (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - あすやまさん» リクエストありがとうございます!! (2022年9月4日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:飛彩(ひあや) | 作成日時:2022年6月10日 5時