齋藤飛鳥・無理する偏頭痛持ちさん《北野日奈子》 ページ37
北野side.
今日は朝から雑誌の撮影。
乃木坂46特集。…選抜メンバー、アンダーメンバーから数人ずつの掲載。
選抜とアンダーって言っても、垣根はない。名前が違うだけで、みんな仲がいい。
それに今日はあっしゅんと久しぶりのお仕事だからめっちゃ嬉しくて朝からかなりテンション高めです笑。
北野「あっしゅ〜ん!」
飛鳥「ぁ…日奈子おはよ…。」
北野「おはよ〜!」
声をかけに行ったらいつもよりテンション低めなあっしゅん。…私はテンション上げてあげようかと思ったけど…。すぐやめることにした。
だって…。体調悪そうだもん…。
朝からテンションが低かった原因は、ただ疲れてるだけじゃなくて、多分体調悪いんだと思う。
平然を保とうとしているけど、気づけば机に突っ伏している。
こんな状態で撮影できるのかな…。
とりあえず、今日の撮影で一緒の、同期のまいちゅんに相談してみた。
新内「あぁ〜…確かに…汗。」
北野「ね?」
新内「声かけてみる?」
北野「でも、あっしゅんとか絶対大丈夫って返してくるでしょ。」
新内「それは分からないよ。…だってあんなしんどそうなのに。」
北野「それもそうか…。」
まいちゅんに話したら、あっしゅんを見て納得したようで、2人で話しかけに行くことにした。
新内「飛鳥〜…?」
飛鳥「…っん……まいちゅん…?」
新内「飛鳥、体調悪い?」
飛鳥「ん〜…ちょっと…。……頭痛くて…。」
新内「薬は?」
飛鳥「朝飲んできたけど…あんまり効いてない…。」
新内「そっか…。撮影出れそう?」
飛鳥「撮影は出る…。」
北野「あっちの部屋とかで休む?」
飛鳥「ぅうん…大丈夫…。ここが薄暗くて落ち着くから…。」
新内「でもここ結構冷えるよ…?汗」
飛鳥「コート着てるから大丈夫……。」
北野「でも絶対寒いよ〜。…私、電気ストーブとブランケット持ってきてあげるから。」
飛鳥「でも…。」
新内「体調悪いんだから遠慮しなくていいよ。…ほら、もう行ってるし…笑。」
飛鳥「ありがと…。」
新内「横にならないで大丈夫?」
飛鳥「ぅん…。ごめん…。」
新内「いいよいいよ。」
スタッフ「新内さーん、こっちお願いします!」
新内「ああ…呼ばれちゃった…汗。…しんどくなったら近くの人にいいなよ?」
飛鳥「…ん…。」
飛鳥side.
ぅう…。頭ガンガンする…。
今日は朝から雑誌撮影なのに最悪の目覚め。
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璃子(プロフ) - 私も過去のお話すごく好きだったので読み直したいです!これからも無理せずに頑張ってください!! (3月7日 11時) (レス) id: 7de8d9b366 (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - 私も過去のお話読み直したいです!よろしくお願いましす🙇🏻♀️ (2月24日 20時) (レス) @page4 id: 69423b4bc7 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 私ももしもだけどほんとのはなしを読み直したいです!忙しいとは思いますが頑張ってください!! (2月17日 17時) (レス) id: fd4a18c2b4 (このIDを非表示/違反報告)
パピコ(プロフ) - 飛彩さん、他のお話消してしまったのですか…??いつも過去のお話含め楽しく読ませてもらってたので、また家族小説とか弱り小説とか読み直したいです…! (2月17日 0時) (レス) id: 943ef010e8 (このIDを非表示/違反報告)
飛彩 - あすやまさん» リクエストありがとうございます!! (2022年9月4日 6時) (レス) id: 594cd0f0fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛彩(ひあや) | 作成日時:2022年6月10日 5時