No.22 ページ31
*
(MG side)
最近ウォヌとAの関係がおかしい。やけに余所余所しくて、かと思えば急に仲良くなったり。まぁ、もともと仲が悪いわけじゃないけどさ。
MG「ねぇ、最近の2人っておかしくない？」
何を話してるかは分からなかったけど、2人が話しているところを見守っているスングァンに声をかければ、スングァンはびっくりしたように驚いた顔をして見せる。
SG「そう？そう思うの？」
MG「こないだまで余所余所しかったじゃん。なのに今は仲良い。待って…、俺に内緒で付き合い出したりしてないよね？2人」
SG「え！？」
MG「なに、大きい声出して」
SG「なんでそう思うの！？」
MG「さっきから質問攻めだな…、いや、単純に？だって2人ってずっとお互いのこと好きじゃん？本人たちには言えないけど」
そう言えばスングァンはまた大きな目を丸くして「ミンギュヤ…」と口をパクパクとさせる。
MG「なんなの？ホントに」
SG「そうだよね…、前の飲みの席でもミンギュはそう言ってたし」
MG「見てれば分かるって。だってAはウォヌのこと無意識のうちに目で追ってるし、ウォヌは久しぶりに再会してもAの話になれば食いついてくるし」
今度は大きなため息交じりに「ホント2人だけなんだ、鈍感なのは」とスングァンは呆れたようにそう言う。
SG「ねぇ、ミンギュヤ。今日は僕らでご飯行こうか」
MG「うん、いいけど」
SG「恋のキューピッドの話も聞いてよ」
MG「分かった」
うんうんと頷くとスングァンは上機嫌にAのところへ走って行った。ところで、恋のキューピッドってなに？誰のこと？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 653人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yz_dk_(プロフ) - むさん» む様 コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです。いつもと比べて少しゆっくりな展開になるかもしれませんが楽しんでいただけますと幸いです^_^これからもよろしくお願い致します！ (2023年1月7日 13時) (
レス) @page11 id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - 新作おめでとうございます！主様の小説がやはり1番好きです、更新いろいろあると思いますがどれも応援しています！ (2023年1月3日 1時) (レス) id: cb9ba72967 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：柚紀
| 作成日時：2023年1月1日 12時
