No.18 ページ26
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(WN side)
ジフン課長に誘われて、みんなでコーヒーを飲んでいればまさかの事実を知ることになった。あの日、俺が出会ったAの“オッパ“と呼ばれる人物。そう、それがAの本当のお兄さんだと言う。
SG「あー！やっと知ったんだ？」
WN「え、なに？スングァニは知ってたわけ？」
SG「エヘヘ、うん。そうだよ？」
少し前に帰ってきたスングァンは盛り上がる俺たちを見て「何？なんの話？」と輪に入ってきたから、さっきまでの経緯を話す。そしたらまさかのその反応で。
スングァンは心底悪い顔をしていて、「マジかよ」と呟く俺を見て声を出して笑っていた。
SG「ごめん、ごめん。ちょっと意地悪しちゃった」
WN「じゃあ、知らなかったのは俺だけだったんだ」
SG「あれ？ウォヌってば、寂しかったのかな？」
WN「ブ・スングァナ、ちょっと鬱陶しい」
SG「アハハ！ごめんってば〜！」
スングァンはまた笑って、俺の肩をポンポンと叩く。
SG「でもさ、“オッパ“なる存在がいてショックだったんでしょ？」
WN「ショック…？」
SG「うん。え！？もしかしてそれにすらも気付いてない？」
WN「え？」
SG「もうホントやだ、この人たち…」
今度は頭を抱えて何度も「本当に…」と呟いていて、よく分からないけどとりあえず謝っておけば「分からないのに謝らないで」とまた怒られた。
SG「ウォヌはさ、Aのオッパと出会ってそのことがずーっと気掛かりだったわけでしょ？」
WN「うん…？うん？」
SG「それで夜も眠れなかったし、モヤモヤしてAのこと避けて」
WN「それはAに彼氏が居るなら俺があんまり関わらない方がいいかな、と思って」
SG「ショックだったか、そうじゃないか、だと？」
ショックだったのか否か。その答えには返答することができなかった。「はい、仕事に戻るよ〜」ジス課長のひとことでまたみんな自分のデスクに戻る。
スングァンの言うことはいつも俺を悩ませる。そのせいで仕事が手につかず、久しくしていなかった残業コースになってしまった。
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yz_dk_(プロフ) - むさん» む様 コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです。いつもと比べて少しゆっくりな展開になるかもしれませんが楽しんでいただけますと幸いです^_^これからもよろしくお願い致します！ (2023年1月7日 13時) (
レス) @page11 id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
む(プロフ) - 新作おめでとうございます！主様の小説がやはり1番好きです、更新いろいろあると思いますがどれも応援しています！ (2023年1月3日 1時) (レス) id: cb9ba72967 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年1月1日 12時
