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side裕太
裕「どしたん？」
リハに行く準備中、ふと視線を感じて。
裕「入っておいで、涼太くん」
ドアのところに立つ彼を呼んでベッドに座らせ、俺も座る。
そしていつも、同じことを言う。
涼「裕太くん、わかんないかも、しれない、」
ほら、今日も。
裕「別にええよ。わからんとこは全部教えたる」
涼「けど、」
裕「また2人で練習しよっか」
涼「うん」
弱々しく返事した彼をそっと抱き寄せた。
裕「大丈夫。みんなおるから」
そう言ってから、俺は部屋に置いていたタブレットを彼に見せる。
裕「これ、涼太くんと俺のタブレットな？」
そう言いながらフォルダの中から１つ、動画をタップして再生する。
涼「これ、俺の、？」
裕「そ、これ涼太くんが踊るフリ」
フォルダに、彼のためのダンス動画を集めていた。
少しでも、彼の不安をなくしてあげたくて。
裕「まだこれだけやけど、ちゃんと全曲やるから待っててな」
涼「ありがと、」
こんなことしか、してやれない。
大事な弟やのに。
忘れ物が怖い彼は、いつも前日に誰かと準備を済ませる。
だから彼はみんなの準備中はリビングにいるんだけど。
涼「これ、龍友くんに見せてきてもいい？」
あぁ、そんなすぐに誰かに見せたくなるほど喜んでくれたのかと思うと、ただただ嬉しかった。
裕「ええよ、行っといで」
そう言うと、ニコニコ笑って駆け出していった。
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りさ - jdhchebbdnさん» いえいえ(*^-^*)本当はもっと読みたかったけど完結おめでとうございます(*^-^*)新作待ってます(*^-^*) (2021年6月16日 0時) (
レス) id: 3c9e6364e5 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - お疲れ様でした！新しい物語も楽しみにしてますね！これからも頑張ってください！応援してます！ (2021年6月15日 23時) (レス) id: d773789e6b (このIDを非表示/違反報告)
jdhchebbdn(プロフ) - りささん» ありがとうございます！ (2021年6月15日 22時) (レス) id: 23d7ad1fb8 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 続き待ってます(*^-^*) (2021年6月12日 0時) (レス) id: 3c9e6364e5 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - jdhchebbdnさん» いえいえ(*^-^*)大丈夫ですよ(*^-^*)私はまだまだ読みたいですなので作者さんのペースでいいので書いて下さい(*^-^*)お願いします(*^-^*)続き楽しみにしてます(*^-^*) (2021年6月1日 0時) (レス) id: 3c9e6364e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jdhchebbdn x他1人 | 作成日時：2021年2月28日 14時
