ジェネハウス。#1 (ページ39)

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sideメンディー

龍「メンくんごめん、お水もらえる？」

メ「あ、龍友！ごめんごめん、はいこれね」

龍「ありがとう。りょーた、これ飲もな」

メ「涼太、大丈夫？」

洗濯物を全部干し終わった頃、龍友が涼太を抱っこしてリビングへ来た。

お水の追加を持って行ってやらなかったことを後悔したけど、見た感じ龍友が元気そうで良かった。

メ「とりあえずみんないないし、ソファでも座りな。お粥作ってあるから」

そう言って小さなお鍋に入ったお粥と、小皿を取り出してローテーブルにのせた。

龍「もうお粥飽きた」

メ「せめて今日までは我慢して」

龍「ほれ、涼太。あーん」

涼「ゃぁっ…」

ワガママな龍友と、お粥から顔を背けておかげでほっぺたにベッタリとお粥が付いた涼太。

メ「あー、もう」

なんて手のかかる2人だこと。

メ「龍友、梅ならのせてあげるから」

龍「だから僕は梅嫌いやって何回言ったらわかるねん」

メ「あ、ごめん」

そしてさらに龍友の機嫌を悪くしてしまう。

メ「涼太、お口あけて？お粥さんおいしいよ」

涼「ゃぁ、のぉー、泣」

龍「あー、せっかく泣き止ましたのにまた泣かせるやんー」

メ「ごめん…」

龍友の機嫌の悪化、それから涼太に大号泣され。

龍「もうメンくんは家事しといて」

そう言って何も反撃できないので大人しくお風呂を洗いに行きました。

涼「おかちー」

龍「今日は買いません。お、ビール安いやん」

涼「おかち、めっ！」

龍「ビールはお菓子ちゃうんやけど、笑」

涼「めっ！」

龍「はい」

胃腸炎の地獄から解放された2人の平和な会話。

何はともあれ、健康第一だから涼太が一番の正論ですね。

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リクエストありがとうございました！

(短くなってしまって、その上終わり方もよくわからなくてすみませんでした…)