空に浮かぶ (ページ6)

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勇気ページ6

You

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福本「恋に落ちに行く準備をせなかんねん」

「落ちにいくって、自然と落ちてるもんじゃないん！？」

福本「まぁ、それもあるかもやけど
色んな話して合図の出し合いとか仕掛け合いしてたら
気になってるとか」

「うーんなんかそれって人工的で嫌だな、
本当の恋って言えるのかな、」

福本「ほんまの恋じゃないって誰が決めたん？」

「わ、わかんないけど
でも私にはちょっと違うのかも、」

福本「んー、」

きっと大晴くんはほんまの恋をしたことがないんや

そうこうしていると部屋の窓の音が鳴った

「ちょっとごめんね、
はーい！」

佐野「あ、A
借りてたこれ返しにきた」

「ありがとう！」

佐野「あ、ごめん友達来とったんや
こんにちは！」

福本「こんにちは！」

「大晴くんもこのマンションに引っ越してきたんよ」

佐野「ほえー！晶哉です！」

福本「大晴です！」

ガラガラ＿

「っと、ごめんね何の話やったっけ」

福本「いまのだれ！？」

「このマンションに住んどる佐野晶哉くん
高校も一緒やで」

福本「これやん！恋愛漫画がシチュエーションやん！」

「えーでも、まさくんは幼なじみやし」

福本「漫画でよーあるやつやん！」

んーまさくんが初恋、、

何回考えても想像がつかへん

「ずっと一緒におるけど、そんなん考えたことないなー。ふっ」

福本「なんで半笑い、」