空に浮かぶ (ページ38)

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結果ページ38

You

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福本「あ、Aおかえりー」

「あ、大晴くん」

福本「どーやった？勉強会ー

あれ？健はおらへんの？」

「あーうん。それが…」

振ってって、私が言ったくせに

目頭が熱くなる

福本「え、A…！？」

私、振られたんやなー…

ｰ

「ごめんね、みっともないくらい泣いてまって」

福本「そんなことは気にせんくてええけどさ、どうして告白の流れになったん？」

それは健くんとの秘密もあるから

大晴くんには言えへん、、

「ごめんな、大晴くんの忠告聞かへんくて」

福本「A、」

「振られる覚悟はしてたんけど、やけど、

やっぱ私ってダメなんやなって思い知らされた感じで辛いっていうか」

福本「ちゃうってAがダメとかそんなんやないって」

下を向かんようにって健くんと約束したのに

あれ、大晴くんの腕に健くんがあげた時計…

「もしかして、出かけるところやった？」

福本「ちゃうちゃう。約束しとる人とかおらんけどなんとなくって思っただけ」

「それって…健くんがあげた時計なん？」

福本「え…ちゃうけど」

「違うん？」

福本「人からの貰いもんではあるけど、健からのやないで」

「そうなんや…」

＿って、もう振られてるんやからホッとしても意味ないのに

馬鹿やな私

「あ、大晴くんもう出かける？」

福本「ううん、もういーや。今日はAと一緒におる」

振られたって死なへん

やけど明日からどんな顔で健くんに会えばええんかな