ママ ページ2
「ママ？」
なっちゃんの声？起き上がろうとした。
「うぅ。」
痛い。お腹のあたりが。さすっていると、ドロッとしていた。手とお腹が真っ赤になっていた。
「え？」
「ママ？どうしたの？血が出てるよ！！痛いよ！！だめだよ！！」
何がだめなんだよと、つっこみたくなるが、愛するなっちゃんは、発言まで可愛い。ところでこの傷、あの男か。恨まれても、しょうがない。でもこんな形で返してくるとは。
４年前
デキ婚。という名の結ばれ方で結婚した私達。娘も生まれ、悲しかったり、苦しかったりしても、ほとんど幸せに生きていた。
そんなある日のことだった。
プルルルるるっ
？・？？・？？？？・？？・
(優斗？えッっっっっ何故っ？あ〜〜〜〜〜〜もういいっっっっ出るっ)
「もしもし？」
「あっえっとっもしもし。優斗と申しますが。。。こちら＿＿っちゃんの携帯ですよねっ？」
「そーだよっ久しぶりっ！どーしたの？」
「今日、開いてる？」
「ぅ ん」
「えっとご飯っっっっっ
「ごめんっっ
「えあっああああえんえんあんううんん
「ごめんっっ！なんか悩みあった？上司とけんか？彼女に振られた？？？何かされたの？」
優斗は、大人になっても、昔の優斗のままだった。
「ごめんなさい。忙しいならいいんだよ？ほら、そっちだって、彼氏……とか？いろいろあるだろうし、」
「うんーあるねぇ、私、子供できた！」
「……えあぁぁあ〜……おめでとう｡｡。そっか。」
(やっぱ、おかしいよ．)
「いく。行くよっ！話、聞くよ！大丈夫？」
「無理しないでいいよ」
「うるさい！行くから！行くんだから！どこ？あそこでいい？____」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美桜 | 作成日時：2019年2月16日 17時
