僕は僕の青春を取り戻す【∞】2 (ページ33)

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RADIO ページ33

◎ラジオ(DJのよっちゃんと)

2016年某日

＿＿＿＿私は来月２０歳になります。お酒が大好きと噂の晴人くんですが、今までにお酒で失敗したことなどはありますか？(大阪府ラジオネーム塩こんぶ)

『去年淳太と飲んだとき、気づいたら信ちゃん家おってん。ワンナイトラブかましてもうたかと思ったわ。』

「ははっ。記憶失っちゃうパターンね。下手したら修羅場だよ。」

『ほんまにな！でも信ちゃんとやれるとか本望やわ。ええ体やし。お金持ちやし。』

「よしなさいしらちゃん。君アイドルでしょ。」

『ぎりぎりね。ぎりぎりジャニーズやから。』

「でもねしらちゃん、記憶なくなるまで飲めるのは若いうちだよ。年取ったらね、すぐに酔っちゃってダメ。」

『よっちゃんもうおっさんやもんな。』

「おっさんじゃないですお兄さんですー。」

『無理してる。お兄さんは確実に無理がある。』

「えっ今日厳しくない？お兄さんだよ俺。」

『まあ俺には淳太がおるから。いつも介抱してくれるし飲み過ぎてたら注意してくれるもん。』

「後輩にめちゃくちゃ面倒見てもらってるじゃん。」

『ほぼ同期やもん！淳太のがいっこ年上やし。あの人俺にとっての親戚のおじさんやもん。』

「そういえばしらちゃんってさ、年齢的にはジャニーズWESTのみんなの方が近いの？」

『うーん、だいぶ年下の子もおるけど、同期が2人おるよ。桐山と濱ちゃん。濱ちゃんは多分同い年やったと思う。』

「そうなんだ。結構仲良いの？」

『仲良くはないよ。桐山はペットの犬みたいにベタベタくっついてきよるから嫌やし。濱ちゃんとは元カノくらい気まずいし。』

「ははっ、酷い言いようだな。またネットニュースになっちゃうよ？」

『えーやめてやめて。仲良くないとか嘘やで。濱ちゃんと気まずいのはほんまやけど。』

.閑話休題

『まあね、お酒に関しては一回信頼できる友だちと一緒に飲んでみて、自分の限界をちゃんと知っといたほうが良いですよ。気づいたら村上くん家にいるなんて事態になっちゃうかもしれないんで。』

『僕には酔いつぶれたらお世話してくれる中間淳太っていう方がいるので大丈夫ですけど、みんなはそうじゃないかもしれないので。お酒はほどほどにね、楽しみましょうね。』