九十六(夢主過去編) ページ10
家に着き、居間で其々座った。
彼らの視線が私に集まっている。
「これは私があの家を出ようと決心する前…決心する、数日前の話です。」
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ここからは過去のAさん視点です
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学校からの帰り道。近所の公園で、ある女の子とお話をしてたの。
「そう！だから、ママがたたいてきたてをわたしがギュッてつかんでかみついたの！！」
「えー！」
この子は親友の____夢主の旧友ちゃん。
親友と友達の違いはよくわかんないけど…夢主の旧友ちゃんが「私達は親友だよ」って言ってたんだから、そうなんだとおもう。
私は…お父さんとお母さんに殴られたり火傷させられたりしてるし
学校の先生も近所の人も、それを知ってるのに知らんぷりするけど
友達がいない…ってわけじゃないの。
もちろん普通の子達と比べたら少ないかもしれないけど
みんな、凄く優しいんだ。
例えばAちゃん。Aちゃんはよく私の机を綺麗にしてくれてるの。
手を洗う用の液体石鹸を私の机の上にかけてくれる。泡までは落としてくれないから私が落とすけど、そこまでやってもらうのは悪いよね
Bちゃんは綺麗になった私の机に綺麗なお花を花瓶に入れて置いてくれるの。
勉強するときちょっと邪魔だから退けちゃうけどね。
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カルネチカ - クエン酸飲料さん» ありがとうございます！！なんとお優しいお言葉…っ！！頑張ります！ (2020年6月22日 22時) (
レス) id: 1cd7b0c2f0 (このIDを非表示/違反報告)
クエン酸飲料 - きゃー！！続編おめでとうございます！！のんびりでいいんで更新頑張ってください！！！ (2020年6月22日 21時) (レス) id: 9d53358d76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルネチカ | 作成日時：2020年6月22日 18時
