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百十六 ページ30

「…あれ、Nakamuさん、ここどうしました?」

右膝を指す。Nakamuさんの右膝には、擦りむいたような傷ができていた。

na「あー…ちょっとこけちゃって」

kr「ダサ」

na「黙れ」

今すぐ喧嘩しそうな勢いの二人の間にきんときさんが入る。

kn「とりあえず傷口洗ってきなよ。あ、悪いけどA、医務室から救急箱持ってきてくれない?」

特に断る理由もなく「わかりました」と返事し医務室へ向かう。



薬品の独特の香りで鼻がツンとする。

「えっと…救急箱……あ」

棚に、あの時の水色のナイフが飾ってあった。

これで首を傷付け血がついたとは思えないほど汚れひとつない美しい輝き。


…少し触れたくなったが、私は構わず救急箱を探した。

前までの私ならナイフを手に取ってたのかな。




救急箱を見つけ居間に持っていく。

きんときさんがNakamuさんの膝を治療する。


na「ッ〜〜!!」

kn「子供じゃないんだから我慢しなよ消毒液くらい。」

na「染みるんだって!」



そのあと、其々暫く話してから各々の部屋に戻った。

狩りの疲れからか、すぐに眠ってしまった。

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カルネチカ - クエン酸飲料さん» ありがとうございます!!なんとお優しいお言葉…っ!!頑張ります! (2020年6月22日 22時) (レス) id: 1cd7b0c2f0 (このIDを非表示/違反報告)
クエン酸飲料 - きゃー!!続編おめでとうございます!!のんびりでいいんで更新頑張ってください!!! (2020年6月22日 21時) (レス) id: 9d53358d76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルネチカ | 作成日時:2020年6月22日 18時

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