八十 ページ40
それから、いろんなことを話した。
狼に命を救われたことも、彼らとの出会いも、全部。
笑顔で話を聞いてくれる優しい両親は私の創り出した架空の存在かもしれない
でも、いいんだ。
私はこうして、家族で笑い合って話をしてみたかった。
夢の中でも、現実じゃなくても、本当の両親は最低な人達でも、いい。
私は、今目の前にいる二人が_____大好きだ。
男「ああ…そろそろあっちに逝かなくては。」
女「あらもうそんな時間？…じゃあ、これが本当のお別れね。じゃあね、___」
母親が「A」ではない私の本当の名前を口にした
その瞬間。
大きな発砲音と共に目の前で両親の心臓に穴が空いた。
咄嗟に後ろを振り向いた。
銃を構えている真っ黒の煙のようなものに身を包んだ''ソレ''は
どこか聞き覚えのある声でこう言った
「久しぶりだね。会いたかったよ__________相棒」
「…っは！！」
バッと身を起こす。
kr「A！！良かった目を覚まして。魘されてたけど、大丈夫？」
「へ…」
見渡すとどうやら私の部屋のようだ。
kr「怖い夢でもみた？」
「…いえ。大丈夫です」
あの意味深な言葉を残した黒い塊はなんだったんだ…
相談したいのは山々だが、彼らにはこれ以上迷惑はかけられない
kr「…嘘、絶対なんかあんだろ」
「なんでもないです…」
kr「もっと頼れよ…！だって俺らは…！！」
にこりと笑い「仲間だろ？」と言い頭を撫でられた。
「…ふふ、はい。…でも今回は本当になんでもないんです」
kr「…なんかあったら言えな」
「はい」
ごめんなさい、言えません
「そういえば何しれっと部屋にいるんですか。怖いですよ」
kr「いやお前もう十三時だぞ？起こしに来たんだよ」
「」
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平和な日常に戻るとか言っといてがっつりシリアスいれちゃいました許してくださいごめんなさい
あ、ちなみに両親が正真正銘の悪人だったか本当は愛があったのかは読者様のご想像にお任せします
一応そこもちゃんと考えてあるんですが、敢えて語らないでおきます。
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カルネチカ - すず〜さん» ありがとうございます！！ (2020年6月19日 21時) (
レス) id: 1cd7b0c2f0 (このIDを非表示/違反報告)
すず〜(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2020年6月19日 7時) (レス) id: 550fcf760a (このIDを非表示/違反報告)
カルネチカ - 瑠璃色の苺さん» ありがとうございます！！お気に召して頂けて嬉しい限りです(白目) (2020年6月12日 23時) (レス) id: 1cd7b0c2f0 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃色の苺 - 続編おめでとです!この作品読むと色々と尊すぎて心臓が止、まr… これからも応援します!(生き返った) (2020年6月12日 22時) (レス) id: d36e3327bc (このIDを非表示/違反報告)
カルネチカ - るーさん» ありがとうございます！！上手く書けてたようで良かったです…！笑 (2020年6月12日 21時) (レス) id: 1cd7b0c2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルネチカ | 作成日時：2020年6月11日 19時
