再会した貴方は『最強』の…

呪護者 ページ9

天馬side
ここから天馬視点の過去編です

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有「A君の呪力は特別なんだよ」

今更思い出した、前に有馬から聞いた話だ

天「どういう事だよ？」

なんでも、Aの呪護者は舞鶴家歴代の陰陽師の中でも1番強力で、Aの危険を察知して加害の対象を攻撃してしまうらしい。

それらは全て自動で、Aにその気がなくてもそうなってしまうとのこと

この話を聞いた時はそこまで気に留めていなかった。
だが、この事件が起こってしまった

Aに大事がなかったのは俺も安心したが、
そのせいでAは呪力を封印されてしまった

今Aは精神的に辛い状況で、家に閉じこもっている
だから俺は今Aの家に向かっている。

Aに会う為に。

天「A…」

アイツは婚約を取り付けられても、頑なに拒んだって聞いたな…


どうして拒んだんだ？んん…？







……もしかして








アイツ









好きな奴でもいん………のか？

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