再会した貴方は『最強』の…

バレンタイン！2 ページ39

___________で、今。
私は天馬の家まで来ている。
相変わらずでっかい家だ…緊張するな。いつも一緒に遊んだりしてたから、そりゃあ何回も家にお邪魔したことはある。
でもこれは違う。チョコを渡すのが目的だから。
震える手で呼び鈴を鳴らそうと手を伸ばした瞬間、真後ろから声がした。

天「A？な〜にやってんだあ？俺の家の前で」

タイムリー過ぎる
tk天馬家にいなかったの？！
反射的に背中にチョコを隠す。
『天馬！？ぐっ、偶然だね！』
天「んん、あぁ」
_____で、どうした？と聞いてくる天馬。
これはもうあげるしかなくなっちゃったヤツだね？
なんとか誤魔化しきれないタイプのヤツだね？
ええい！もうあげちゃえ！←投げやり

『天馬！はいっチョコ！きょっ今日バレンタインでしょっ？』
今絶対顔赤くなってる！恥ずかしいいいぃ！！
私がチョコを差し出すと、当の本人は
天「……………」


………無言！？

そんなことある？！
今すぐに此処から逃げ出したい！！！！
心臓がうるさい！！！！穴があったら入りたい！

すると、
天「……ぷっ…くくっ…ははっ、A顔真っ赤じゃねーか！ははっ」
笑われた。
『いや、だって無言だから…‼』
天「なかなか渡しに来ないからよ、今年くれないのかと思ったぜ」
そう言ってよかった、と笑う天馬はとてもかっこよかった。
天「ありがとな」


『好きだよ』

と呟いたのは私の本当にいいたかったこと。
天馬には聞こえてないよね…

いつか伝えられるようになりたいな…

__________________________________________
この後皆と一緒に皆のチョコを食べました。

バレンタインとうの昔に終わってます。
ごめんなさい！
いやもう本当に。

本編が進まない。

作者「やっと本編に戻ってきたよ！」天「出てくんな」→←バレンタイン！(番外編)

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