第４９話 ページ9
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「調子に乗りすぎました…シミにならないうちに変えないと」
「え､でも…」
「僕の服をお貸ししますよ…とりあえずシャワールームへ」
案内されてお風呂場に来て濡れてしまった服を脱ぐ｡下着まで染み込まなくて良かった…｡そのまま水でもみ洗いして紅茶を落とす｡
ノック音が聞こえたので慌ててドアに隠れながら顔だけ出して扉を開けた｡
「あとで洗濯しますから濡れた服は置いていてください…」
「わかりました」
「あと代わりの服です｡僕のなのでAさんにはおおきいでしょうけど」
「わあ､ありがとうございます!」
早速受けとれば扉を閉めて服を着てみるとやっぱり大きい｡そして鏡を見たら首の痕が見えてしまい思わず声をあげる｡
「あっ!」
「大丈夫ですか?大き過ぎました?」
「いや､あの…なんというか…ハイネックのやつありますか?首かくれるやつ」
「……あなたも､ですか…」
扉越しに心配して声をかけてくれるのだけどまさか痕があるのでなんていえない｡首かがくれるやつと聞いて安室さんが黙ってしまう｡扉を開けて顔だけ出すと考えてる様子の安室さん目が合うと扉を押し中に入ってきた｡
「えっ?」
「兄妹揃って首もとを隠したがるとは驚きました…」
キスマークが見えないように貰った服で隠す｡後退りすれば背中が壁に付いてしまい近付いてきた安室さんにはさまれ逃げられない｡
「なぜそうも隠したがるんですか?」
「あ､えっと…安室さ､ん…」
腕を掴まれ壁に押し付けられれば隠された首もとをが露になる｡赤い痕を見た安室さんは瞬きしてからより険しい顔をした｡
「…誰につけられたんですか?」
「む､虫刺されで」
「そんな言い訳が僕に通じるとでも?」
じっと見つめられて目をそらす｡顔の横の壁を叩くように安室さんの手が置かれてビクッとする｡泣きそうになりながら安室さんに視線を戻した｡
「言いたくないならかまいません」
「っ､…安室さん!」
首筋に安室さんが顔を近付ければチクリと痛みが走り彼が痕を付けたのがわかった｡それから鎖骨とかにも付けられてしまう｡
しばらくして安室さんが満足そうに顔をあげた｡
「これでいい」
「え､?」
「Aさん､怖がらせてすみません」
ぎゅうっと抱き締められて頭を撫でてくれる｡見上げたらいつもの優しい安室さんの顔で安心し抱き締め返した｡
一一一一一一
変声器付けてるのかと疑ったらキスマークで嫉妬した安室さん
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麗たん(プロフ) - コメントありがとうございます!とある平日の放課後にジンの兄貴と出る予定です!しばしお待ちを! (2016年9月21日 16時) (携帯から) (
レス) id: d87314ae04 (このIDを非表示/違反報告)
真珠 - 組織も絡ませて欲しいのですが？ジンとか、ベルモットとか？ (2016年9月21日 16時) (レス) id: d98cbbaa62 (このIDを非表示/違反報告)
麗たん(プロフ) - 天駆ける星の道導さん» 妄想が先走りすぎて追い付かないぐらいなんですけどね…｡更新を楽しみにしてくれる方が居ると思うともう嬉しくて仕方なくてご期待に添えるべく全身全霊! (2016年9月19日 18時) (携帯から) (レス) id: d87314ae04 (このIDを非表示/違反報告)
麗たん(プロフ) - 香々さん» ((*`-ω-)大好きといっていただけて感無量です!ありがとうございます!!もう彼らが好きすぎて愛が溢れて止まらんのです! (2016年9月19日 18時) (携帯から) (レス) id: d87314ae04 (このIDを非表示/違反報告)
天駆ける星の道導(プロフ) - 続編早いですね！僕も見習わないと頑張ります！あと続編おめでとうございます”四角関係素晴らしいですねがんばってください☆ (2016年9月19日 18時) (レス) id: e599834b8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗 | 作成日時：2016年9月18日 20時
