12話 ページ14
家族というものが2つに別れ、おそらく二ヶ月...片方に変化が起きた。
｢俺は仕事で疲れてるんだぞ？家事ぐらいやったらどーだ！！｣
｢...はーい！ごめんなさぁい〜｣
少し口調が強い...いわゆる暴言が始まっていた。
｢何度言ったらわかるんだ！？迷惑なんだよ！！！間違えられるのはな！｣
｢あ、はは...ごめん〜...なさい。。｣
Aはわからなかった。
何がどーなっているの？あの元気で優しいお父さんは？
この気持ちは胸のどこかにしまい、気のせい、だと思い込んだ。
(お父さん仕事でストレスたまってるんだよ...！.....前のお父さんはどこ...!!)
それはどんどんエスカレートし、Aへの暴言は暴力と共に行われ続けていた。
ﾄﾞｯ
｢聞いてるのか！？お前は邪魔なんだよ!!!お前のせいで...!!｣
｢ご、めん、な、、さい、、うわ、、う、ぁぁぁ｣
涙が零れない訳がない。大好きな 親 にこんな事をされているのだから。
(あああああ...いたい！いたいよ！！やめてお父さん!!!)
そんな毎日が続き、受験まであと四ヶ月。
Aの身体に傷がつくと共に、心には抜けないトゲが刺さった。
・
(あ、お、父さんが帰ってきた.....怖い。。。)
わからない。いつから怖くなったのか。
わからない。いつから男 という存在が嫌になったのか。
わからない。いつから父がこうなったのか。
『う、、あ、、(泣)』
｢A.....酷い傷だな。。さ、帰ろ？｣
『!!る、瑠唯斗.....!!』
どこか安心できる声。
｢大丈夫だからな？帰ろーぜ？母さんも待ってる。｣
『で、も...お父さん...が、、怖いの...』
｢大丈夫だ。大丈夫。俺が何とかする｣
瑠唯斗は優しくAを抱きしめた。
Aは不思議と怖くなかった。
産まれる前からお腹の中で一緒にいたから...安心できる鼓動の音。
『うん.....ｽｰｽｰ』眠
｢ね、たか...さぁてと！父さん帰ってるんだろ？Aは連れていくよ。...父さんには任せられない。誰にも言わないから開放しろ。｣
｢...ずっと気づいていたのか？...そーか。辛い思いさせたな。すまない。｣
｢...何？反省してるの？俺より母さんとAのが辛いよ。俺に謝るより2人に謝りなよ。ま、母さんとあって欲しくないけどな。｣
＿＿
赤星あざす！感激涙
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リサっペ(プロフ) - 面白いです！！続きめっちゃ楽しみにしてます (2018年9月17日 16時) (
レス) id: cc75c6e61c (このIDを非表示/違反報告)
古川陽香 - リアンさん» すみません。主人公が女の子なら姉貴ではないですか？男の子なら兄貴で合ってると思います。ですが、主人公女の子ですよね。なので、兄貴のところを姉貴に直してもらえないでしょうか？ (2017年8月28日 21時) (レス) id: 183ffda10b (このIDを非表示/違反報告)
キサキ - すごく面白いです続き楽しみにしてますこれからも小説書くの頑張ってください応援してます (2016年9月4日 9時) (レス) id: 14f529c6fb (このIDを非表示/違反報告)
あまおう - スッゴイ面白いです！応援しているのでガンバってください！ (2016年8月25日 20時) (レス) id: 9f5994b1d6 (このIDを非表示/違反報告)
モミジ - ヤバいです！！面白いっっ！！！更新めっちゃ楽しみでスッ！！頑張ってください！！ (2016年8月23日 22時) (レス) id: 05ec14874e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リアン | 作成日時：2016年5月11日 0時
