勘違いは恥ずかしいけれど周りは意外とそんなに気にしてない ページ7
『第2種目、騎馬戦終了ぉぉお！！！！』
「ふぅ……結構いったんじゃないか？」
「あぁ、……あっちは凄いことになってるな」
あっち、と言うのは巨大な氷の壁がある場所だ。轟…派手にやったな。
んで、問題は順位。あれじゃ誰が1位なのか分かんねぇ。
「あれっ！？ハチマキ……！？」
「うそ、なんでっ！？！」
『そんじゃまぁ、上位4チーム見ていきますか！？ 』
鉄哲チーム、今気づくのは絶望的だぞおい。罪悪感ヤバいから辞めてくれ。
『1位轟チーム！！ 2位爆豪チーム！！
3位鉄哲チ…って、あら？心操チーム！？いつの間に逆転してたんだ！？』
やっぱアイツら来るよな。殆どA組って…優秀過ぎかお前ら！
ん？待て、爆豪チームにいるアイツは…源外！？なんでそこに居るんだお前！また上がって来んのかお前！
「お疲れ様」
「……っ！！」
顔を歪める尾白…誰も悪くないのに胸くそ悪ぃ。
だが轟は"お友達ごっこじゃない"と体育祭が始まる前、クラスの全員に聞こえる声で言った。
…微妙だ。こんな時に器用に出来ないのが俺の短所と言ってもいいだろう。
『4位緑谷チーム！！以上、4チームが最終種目に進出だあぁあ！！
さぁ！ここからは1時間の休憩を挟むぜ！それじゃまたな！！』
「尾白、」
「なんとなくだけど分かるよ。土方は洗脳にかかっていない状態で騎馬戦やってたんだろ？因みに俺、プライド高いからな？謝るとかは無しで！」
「…ありがとうな」
「うん！」
大の大人が高校生にこんなこと言われるなんざ…情けねぇ。だが助かった。本当に、良い奴なんだな。
「土方、話がある」
尾白が俺の前から去ってすぐ、爆豪が声をかけてくる。そのの真剣な表情に顔が強ばった。
「…分かった」
「すぐ終わる、着いてこいや」と背を向けて話す爆豪に大人しく着いていく事にした。
△▽△
「障害物競走で他人の個性消せばもっと上位狙えた筈だ。…俺が取るのは完膚なきまでの1位！！次は手ぇ抜くな！…そんだけだ」
「…他人の個性を消す暇無いくらいにスタート出遅れたんだよサポート科の奴に髪の毛掴まれてたんだよ！つまりあの結果は俺の本気だ」
「…は、…っじゃあ次も手ぇ抜くなや！！」
薄暗い通路で話す、いや、話し終わった俺達。
秒で終わったぞ秒で。ただ俺の失態が明かされただけだぞ。
本当の出遅れた理由は源外と話してたってことだが…まぁそこは内容が内容だから伏せといていいだろ。
人の笑いは高確率で釣られる→←地味であろうと誰かしら見てくれている
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テカチュウ - 銀魂メンバーの流れるように行われるメタ発言とキレのあるツッコミに置いてけぼりにされるヒロアカメンバーがめっちゃ面白いです。銀魂特有のテンポの速い会話も、なんだか安心します笑 (2021年9月24日 0時) (
レス) id: 25eb3d3bd0 (このIDを非表示/違反報告)
さつま。(プロフ) - 睡眠足りない布団好き女子さん» コメントありがとうございます！！更新遅くなってしまうかもですがこれからもよろしくお願いします！！ (2020年10月18日 10時) (レス) id: 88f7c14e58 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - 設定とかすごいです!!いつも楽しみにしてます!!これからも頑張ってください!! (2020年10月17日 21時) (レス) id: 8719e534a2 (このIDを非表示/違反報告)
さつま。(プロフ) - はなっちさん» コメントありがとうございます！！とりあえずマヨラーアカデミア2の話は書き終えたのでこれから更新していきます！楽しみに待っていただけると嬉しいです！ (2020年10月12日 22時) (レス) id: 88f7c14e58 (このIDを非表示/違反報告)
はなっち - 久しぶりの更新嬉しかったです！続き楽しみにしています！ (2020年10月12日 18時) (レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつま。 | 作成日時：2020年8月17日 18時
