1年前の事件を覚えてる記憶力だけは褒める ページ19
「真逆最初からこれを狙って…！？」
「途中からだ。黒影の動きが単調になってて気づいたんだ、よ！！」
常闇が黒影を操作して解こうとする間に、一気に近づいて飛び蹴りをかました。
運がいい事にそこはステージの端。常闇は場外に出た。
『常闇くん場外！！土方くん3回戦進出！ 』
『土方ァァァ！！個性をほぼ使わず勝利！！コイツヤベェな！？ 』
歓声が聞こえてくる観客席。そこから立ち上がって拍手をする奴も見られた。
「＿＿＿＿＿！！！トシ！」
「そこは普通バックドロップでしょ！？ねぇ！？」
「いや知らねェよ！？俺はプロレスしてんじゃねーから！！お前と違ってンなことしねーから！！」
誰か一瞬で分かる声が2つ聞こえてくる。全国で恥ずかしいこと晒すなよ…！！今度は母さんもかいぃ…！
父さんは涙を流し、子供のように声をあげていた。よっぽど感動したんだろうな。そこまで思ってくれんのは、まぁ、嬉しい、が……
何言ってるか、分からねぇよ。
父さんには、ただにこやかな笑みを向けた。
△▽△
爆豪 side
沸き起こる歓声。くそ髪に勝った俺は舌打ちを1度してその場を去る。
さっきの…土方の試合。アイツは不利な筈なのに勝った。
周りの反応から土方はそれだけ優れてるっつーことになる。
ヘドロンとき、戦闘訓練ンとき、USJンとき……！
「くっそ……っ！！」
何度も負けてきた。
”せんせー、俺が1位になる”
アイツも、半分野郎にも本気出させて、そんで、
宣言通りにしてやる……！
まずは、アイツだ。
俺の席まではまだ遠い。決心をしたところで1度足を止める。丁度半分野郎とクソメガネの試合が始まるところだった。
が、それを見る為に足を止めたわけじゃねェ。
「だーかーら！思い出したんだよ！土方十四郎のこと！」
「何、アイツと知り合いなの？」
「そうじゃなくてな。土方はヒーローに助けられてもお礼すらしないで、寧ろ罵倒する奴なんだって！」
「なんだそれやばっ！何でヒーロー目指してんだよ」
「、は…？」
声が掠れたが気にしちゃいねぇ。いや、そんなこと気にするより話の内容が衝撃的だった。
土方が、ンなことを…？
話していたのは俺と丸顔の試合で愚痴ってきた奴らだった。
それを考えるとただの噂か、と思えた。
ヒーローやめろって言われたモブヒーローには相応しいクソ話だわ。
俺はすぐ席に戻った。
ギャグからのシリアスはいつでも急→←決勝じゃない試合に限って凄い試合になる事はよくある
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テカチュウ - 銀魂メンバーの流れるように行われるメタ発言とキレのあるツッコミに置いてけぼりにされるヒロアカメンバーがめっちゃ面白いです。銀魂特有のテンポの速い会話も、なんだか安心します笑 (2021年9月24日 0時) (
レス) id: 25eb3d3bd0 (このIDを非表示/違反報告)
さつま。(プロフ) - 睡眠足りない布団好き女子さん» コメントありがとうございます！！更新遅くなってしまうかもですがこれからもよろしくお願いします！！ (2020年10月18日 10時) (レス) id: 88f7c14e58 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - 設定とかすごいです!!いつも楽しみにしてます!!これからも頑張ってください!! (2020年10月17日 21時) (レス) id: 8719e534a2 (このIDを非表示/違反報告)
さつま。(プロフ) - はなっちさん» コメントありがとうございます！！とりあえずマヨラーアカデミア2の話は書き終えたのでこれから更新していきます！楽しみに待っていただけると嬉しいです！ (2020年10月12日 22時) (レス) id: 88f7c14e58 (このIDを非表示/違反報告)
はなっち - 久しぶりの更新嬉しかったです！続き楽しみにしています！ (2020年10月12日 18時) (レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつま。 | 作成日時：2020年8月17日 18時
