イケメンはハゲない ページ2
「っ、くそ、轟のは予想がつくってのに動けねぇ……！！」
やばいぞ、これは不味い。なぁにが高揚していく気持ちを内に潜めて…だ！！周りもっと見ろ少し前の俺！！
足を踏まれたり、顔面に頭がぶつかってきたり…散々だなっ、…
「っおい！！誰だか知らねぇが髪引っ張るな！！絶対わざとだろそうだろ！？俺がハゲてもいいのか、V字にハゲちまってもいいのか！？！？」
そう叫んだのは赤いランプが全て消え、全員が走り出す瞬間だった。俺の前にいるそいつは未だに俺の髪の毛を離さない。つかコイツ絶妙なハゲ方してんな…
冷気が伝わり、仕方なくソイツの肩に手を置き、そっから逆立ちをする。ソイツはバランスを少し崩した。
スタート直前に逆立ちするとかシュールとか、後ろの奴蹴飛ばしたとか、そんなモンはこの際どうでもいい。
普通にジャンプしただけでも回避出来たかもしれないとか、それを今更気づいたとか、そんなこともどうでもいい。
「急に何すんだこのヤロー！！」
「悪いとは思うがお前が最初髪の毛掴んできたことをまず恨むんだな。ンでそろそろ離しやがれッッ！！」
逆立ちをやめ、ソイツの手を強引に退かす。凍ってる奴以外だと今最下位か。急がねぇと。
「……………っ、は？」
「気づくのが遅いな。
"鬼の副長"殿」
妙に凝ったゴーグルをつけ、高校生にしては大量の髭を生やしている。
見たことがある気がする。…いや、完全に見たことある。なんで、ここにっ！？
「クソジジイがなんでここにいやがるゥゥ！？！？」
「それじゃ読者に分からねぇだろ。源外って名前だせ」
平賀源外、江戸1番のカラクリ技師。かつてそう呼ばれた男が何故か雄英体育祭に出ていた。
源外は醤油を取り出し、氷に垂らす。すると、垂らしたところからゲートのようなものが出現し、そこからデカいロボットが出てきた。
「個性……？」
「ああ。俺の個性は醤油を垂らしたところが異空間に繋がる個性だ。そんなことよりお前さん、そろそろ行かねぇと不味いだろ」
「あ」
そう言い残し、源外はロボットに氷を破壊させ、乗って言ってしまった。
「って、オイィィィィイイイ！！！待てやコラァァァ！！！何お前、なんでここにいやがるッ！！！」
「なんでと言われてもなぁ…選手だからとしか言えねぇな」
「は！？正面から見ても上から見てもハゲてんだろうが！！！ジジイだろうが！！！」
こんなもん情報整理追いつくわけねぇだろっ！！！
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テカチュウ - 銀魂メンバーの流れるように行われるメタ発言とキレのあるツッコミに置いてけぼりにされるヒロアカメンバーがめっちゃ面白いです。銀魂特有のテンポの速い会話も、なんだか安心します笑 (2021年9月24日 0時) (
レス) id: 25eb3d3bd0 (このIDを非表示/違反報告)
さつま。(プロフ) - 睡眠足りない布団好き女子さん» コメントありがとうございます！！更新遅くなってしまうかもですがこれからもよろしくお願いします！！ (2020年10月18日 10時) (レス) id: 88f7c14e58 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - 設定とかすごいです!!いつも楽しみにしてます!!これからも頑張ってください!! (2020年10月17日 21時) (レス) id: 8719e534a2 (このIDを非表示/違反報告)
さつま。(プロフ) - はなっちさん» コメントありがとうございます！！とりあえずマヨラーアカデミア2の話は書き終えたのでこれから更新していきます！楽しみに待っていただけると嬉しいです！ (2020年10月12日 22時) (レス) id: 88f7c14e58 (このIDを非表示/違反報告)
はなっち - 久しぶりの更新嬉しかったです！続き楽しみにしています！ (2020年10月12日 18時) (レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつま。 | 作成日時：2020年8月17日 18時
