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喧嘩 61 ページ20
国から出てしばらく走った。
数キロ走っただろうか。もう直ぐで着くらしい。
「そういえば名前、聞いてなかったな」
『あ、そうだね。私は葵 A。17歳』
「おお、まさか年上だったとは‥‥失敬失敬」
『失礼な奴だなぁ‥‥いいよ。助けてもらったんだし敬語はいらない』
そんなことを話しているうちに遊真の国についてしまった。
さっきの国よりも雰囲気はいい。
「ミーナ」
「遊真お兄ちゃん!」
近くの建物の中に入ると、そこにはあの時助けた少女がいた。
元気に遊真に抱きつく。
「お姉ちゃん!あの時はありがとうございました」
『ミーナちゃんこそ、私のことを救ってくれた恩人だよ‥‥本当にありがとう』
抱きつかれたのでそのまま抱きしめ返した。温かい。
抱き締められるとあいつの事を思い出しそうで、少しミーナに強く抱きついてしまった。
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作者名:ピーヤ | 作成日時:2017年12月20日 23時