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喧嘩 60 ページ19
『えっ‥‥‥ちょっと!!』
腕を引かれて走る。
生身だから直ぐに息が荒くなってしまう。
『はっ‥‥ぁ‥‥‥‥これは!』
牢屋から出た世界は真っ赤に染まっていた。
沢山の兵士が倒れている。そして、トリオン兵の残骸も。
そしてまだ何処からか悲鳴や爆発音などが聞こえた。
「戦争だ。おれたちの国がこの国を潰してる」
『‥‥‥‥この国は、どうなるの』
「おれたちの国が支配する。仕方ないことだろ?」
話を聞けば、この国は元々周りの国から人を攫って兵士にしていたらしい。
だから周りの国の反感をくらってしまうのは仕方のないことだ。
『そうだね‥‥それより、私をこれからどうするつもり?』
「うーん、取り敢えず帰るぞ。ミーナにも話したいからな」
『ミーナ?』
「お姉さんが助けた女の子」
あの子が伝えてくれたんだ。
よかった、感謝してもしきれない‥‥
「よし、行くか」
『‥‥‥ってちょっ、また走るの!?』
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作者名:ピーヤ | 作成日時:2017年12月20日 23時