やっぱり麗日は雑に愛される。2nd (ページ34)

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【80話爆豪派閥】ページ34

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『あぐぁぁ…テストもうすぐ…死ぬ…』

私は今、自分の部屋で猛烈に勉強をしている
あぁ…もうこの問題分からねぇ

自分で言うのもなんだが、私はまぁまぁ勉強はできる方だと思っている。だが今回は範囲も広く、その上私の嫌いな単元だったのだ。

全部文字がアラビア語だ

緑谷くんか飯田くんに聞くか…いや、迷惑かけるな

『…困った時の爆豪様や』

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爆豪「んで俺の部屋にきたのか、あぁ！！？」

『そ、そんなに怒らなくても！』

瀬呂「そうそう！」

上鳴「ほら、笑顔！」

切島「頼む！爆豪」

私が爆豪に教えてもらおうと部屋へ向かったら丁度爆豪派閥の皆様に鉢合わせ

私達は深々とお辞儀をし爆豪に頼んだ

爆豪「チッ……教え殺してやるわ！！！！」

「「「『爆豪様！！！』」」」

上鳴「やっべ～…頭ショートして馬鹿になりそ」

『いや元から…って上鳴おま！ノートに落書きすんな！！私の持ってる消しゴム消えにくいんだから』

私は瀬呂の消しゴムを借りる

瀬呂「俺のまと○るくん！！」

『消しゴムはやっぱり、まと○るくんに限るよね。
…あ、もげた』

瀬呂「まと○るくんってすぐもげるよな！！…弁償しろよー」

上鳴は、いやM○NOだろ！！とずっと叫んでいた。
切島は頭をショートさせながら勉強を教えてもらっている

…私達、勉強してなくね？？(今気づく)

『爆豪…ここの問題って』

爆豪「そんなのも分からねぇのかカス！！」

『えぇえ…』

上鳴「見てみろよA！爆豪(笑)」

『いや似てるwww』

ノートの落書きを見してきた上鳴。その上鳴の描いた爆豪がうますぎて吹く…じゃないだろ！！

これじゃあ赤点で補習だよ！！

って物間くんと一緒に勉強できるんだ！…と一瞬思ってしまった自分を殴りたい！！

『……失礼しました。ありがとうございました』

私は菩薩顔で爆豪の部屋を出て静かに共同スペースへ行く

『緑谷くん、飯田くん…私、今回のテストの単元が苦手で…良かったら一緒に勉強してもいい？』

私は共同スペースで勉強をしていた2人に声をかける

緑谷「もっ！もちろんだよ！僕で良かったら！」

飯田「Aくん！人に聞くのは良いことだぞ！一緒に勉強しよう！」

『ありがとう！』

上鳴「やっべぇ！！寝てた！！」

切島「爆豪！もう少し詳しく頼む！」

爆豪「お前が理解しろや！」

瀬呂「八百万に頼もうかな…」

爆豪派閥は平気なのだろうか…