やっぱり麗日は雑に愛される。2nd (ページ26)

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【73話飯田くんの誕生日は8月22日。え？今？…6月30日】ページ26

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いよいよ飯田くんの誕生日当日。とうとうこの日がやって来た…！隠し切るのは大変だったな

サプライズパーティーだ。飯田くんの喜ぶ顔ん想像すると何故だか笑みが零れる

『お茶子！爆豪！宜しくね！』

麗日「任せて！」

爆豪「チッ」

爆豪には飯田くんを呼び出してもらう係を。

お茶子にはサプライズパーティーにもっていく茶番を演じる係を。

『(楽しみ…！)』

**

麗日「キャア！！」

飯田「麗日くんか！？どうした！？」

よし。設定通りだ…！さすが委員長飯田。クラスメートがピンチな時は必ず助けてくれる。

麗日「助けて飯田くん！早く！こっち！」

飯田「待ってろ！すぐ行く！」

飯田くんは急いでココまで来てくれた。
よし…今だ…！

飯田「麗日くん、どこだ！？」

麗日「ここだよ」

お茶子の明るい声がした瞬間に私は電気をつけた。

「「『飯田くん、お誕生日おめでとう～！！』」」

私達は一斉に飯田くんにクラッカーを鳴らした。
轟くんは鳴らすの遅れたけど。

唖然としていた飯田くんがポツリと呟いた

飯田「誕生日…そうか、すっかり忘れてた…」

私達は飯田くんに駆け寄る

麗日「やった！サプライズ成功だね！」

八百万「もう朝からヒヤヒヤしましたわ。

飯田さんが出かけてから、みんなで段取りの確認をしていたら遅刻しそうになってしまいますし…」

耳郎「ほんとだよ」

『飯田くん鋭すぎだって！！』

芦戸「飾りつけ、私達で昨日の夜から準備しててさ！」

蛙吹「間に合ってよかったわ、ケロッ」

私達はメインのケーキを出しヤオモモのかけ声に合
わせてバースデーソングをうたった

麗日「飯田くん、早く蝋燭消さんと！」

蛙吹「吹き出す時に心の中でお願い事をするのよ、飯田ちゃん」

飯田「願いごと…」

すると飯田くんは思いっきり息を吸い込み

飯田「俺はこれからもA組委員長としてがんばる所存だ！」

…と叫び、勢いよく蝋燭を吹き消した。

『それ宣言(笑)』

飯田「いいんだ！だからこれからもよろしく頼む、みんな！」

『こちらこそ…！』

飯田くん…おめでとう…！

【fin～】

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【Next→吾輩は兎である】