オールスターってすげえ ページ24
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すごい。この一言に尽きる。
レッスンが始まって一時間。周りのレベルの高さに圧倒される。完璧に踊れることは当たり前。それでいて、安定して歌ってる。アイドルとして、求められるようなことがこの場ではみんな当たり前にできているように感じた。それくらい、圧倒される。
「収録の時にメインで映されるのは君たちだ。ここからは技術だけじゃなくて揃える、っていう面でもレッスンしていくよ。」
「じゃあ最初からカウントに合わせてやってくよ。ソンハンビンとジャンハオ前に出ておいで。」
両グループのセンターが前に出されて、二人に合わせるように練習をしていく。二人ともお手本のようなダンスで、見惚れてしまいそうになる。1スターからここへやってきたのは自分だけで、レッスンの仕方やらスピードやら何もかもが段違いで、頭がパンクしそうだ。
「OK、今日はここまでにしよう。指摘したところ、明日までに直してきてね。そしたら、ラスサビやるから。」
そうやって、レッスンが終わって自主練に入る。正直追いつけていなくて、指摘数は僕が圧倒的に多かったと思う。
「ハヌルくん、一緒にやらない？｣
「パクハンビンさん…いいんですか？」
「もちろん！いきなり一人でここ来て大変でしょ？一緒に合わせていこう。あと、ハンビンでいいよ！」
救世主のように現れたロイヤルオールスターのハンビンヒョン。始めから一つずつ、僕が指摘されたところは重点的に一緒にやってくれる。
僕が指摘されたところは全て覚えていて、まるで最初から僕へ教えようとしてくれていたみたいだった。
「ずっと話してみたいって思ってた子だから、せっかく同じスターになったし、一緒に練習したかったんだよね〜。」
ってニカッと笑うハンビニヒョンは本当にイケメンだった。
「ハヌルさ、ずっと自分の体の使い方が分かってないって言われてるよね？どういうことかって分かってる…？」
「実は…どうすればいいのか分からなくて…僕は今のがベストだと思ってたんですけど……」
「たぶんだけど、ハヌルはもっと楽に踊れるんだと思うよ。」
「楽に…ですか？」
「そう、例えば、ここはこうやってやってるけど、こっちの方が振り付けを合わせるには支障がないけど、次の動きに楽だと思わない？」
「…わっすごい動きやすい！すごいですハンビニヒョン！！」
「でしょでしょ〜、よし、やってくよ！」
「はい！ハンビニヒョン着いてきます！！」
このヒョンは本当にすごい人だ。
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りんゴリ子(プロフ) - 素敵なお話なので名前変換できると嬉しいです (1月9日 12時) (
レス) id: a0c18f2b4d (このIDを非表示/違反報告)
ろんな(プロフ) - 行かん開きすぎて読みづらいです... (1月7日 0時) (レス) @page17 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 主様のお話すごく好きです！！これからも更新頑張ってください😚💕読むことがとても楽しいです！！ (1月6日 21時) (レス) @page20 id: 11232c2a4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃ | 作成日時：2024年1月4日 18時
