可愛いが渋滞 ページ23
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「マシューさん！！僕、あなたの歌めっちゃ好きで！お話してみたかったんです！」
「え〜そうなの？嬉しいなそれは〜！」
マシューさんはスターレベルテストで僕が目を引かれた練習生の1人。1人でのパフォーマンスだったのに歌もダンスも安定してて。とにかく僕はその歌声が好きで。
「なんか、マシューさんの歌い方ってあまあまって感じで、すっごい耳に残る感じで、それがすごい心地いい丁度よさで！ほんと！好きです！」
「え、なんか、照れるかも〜ハヌルや〜！僕もハヌルが好きだよ〜！」
「ほんとですか！」
にこにこと僕に抱きついてくるこのヒョンは可愛すぎるんじゃないだろうか。僕より小さな身長だから、上目遣いで見てくるんだけど、ほんと可愛い。
「可愛いですねメテュヒョン」
「え〜？可愛いのはハヌルだよ〜てかヒョンって読んでくれたね！嬉しいな〜！」
コロコロと表情や仕草を変えて感情表現をする彼は根っからの愛され気質なんだろう。周りの人たちが微笑ましそうにこっちを眺めている気配がする。
「ヤーハヌル、もうメテュヒョンのこと虜にしてんじゃーん」
「ゴヌガ！ゴヌガも可愛い〜弟だよ〜」
「や、僕はかっこいいって言われたいんで！ヒョンの方が可愛いですよん」
ゴヌギヒョンはとにかくかっこいいに憧れを持っていて、理想のかっこいいに近づけるように日々頑張っているのを僕は知ってる。その姿がすごく可愛いことも。ほんとこのヒョンも可愛いんだよ。
ところで、彼はまだ来ていないんだろうか。と部屋を見回しているけど、さっきから一向に見つからない。
「ハヌル？なんか気になるの？」
「あ、ゴヌギヒョン、ユジニは…？まだ起きてないんですかね」
「あー……ユジンは、スリースターになったよ。」
歯切れの悪そうな顔で伝えられる残酷な結果。無理をしてまで保ちたかっただろうオールスターだろうに。僕は自分に精一杯で、あの子を気にかけてやれなかったな、と後悔した。
「そう…なんだね。後で会いに行ってくるよ。」
「そうしな。今頃部屋でハヌル不足になってるよ。最近会ってなかったんだろ？」
「うん。同じ部屋なんだけどね、」
「今日からはちゃんと帰って寝ること。」
「はーい。」
「あ、お前守る気ねーな！？その顔！！」
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りんゴリ子(プロフ) - 素敵なお話なので名前変換できると嬉しいです (1月9日 12時) (
レス) id: a0c18f2b4d (このIDを非表示/違反報告)
ろんな(プロフ) - 行かん開きすぎて読みづらいです... (1月7日 0時) (レス) @page17 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 主様のお話すごく好きです！！これからも更新頑張ってください😚💕読むことがとても楽しいです！！ (1月6日 21時) (レス) @page20 id: 11232c2a4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃ | 作成日時：2024年1月4日 18時
