まじ焦った ページ20
.ヨジュン
「ぼく、おーるすたーらしいんですよーびっくり……ですよね…………」
そう言った瞬間地面に吸い込まれるように倒れた、というか座り込んだ？ハヌル。
「……っしょギリセーフ…まじ焦るわ」
ナイスですユソプヒョン。
ハヌルより少し小柄なユソプヒョンにはその体制はキツかったらしく、早々にゴヌクの元へ渡ったハヌル。
どうやら深く眠っているようで、つついたりしてみても起きない。疲れてしまっただけのようで少し安心した。
まだ再評価は残っているから、カメラに映らないところで休ませてもらうことにした。
「そういえば、終わった瞬間眠っちゃうなんてこと今までなかったよね。そんだけ緊張してたのかなー。」
「いや、こいつ寝てないから。……………あ。」
「どういうことかな〜？ゴヌクさん〜？僕ら、なんにも？聞いてないんだけど？」
ユソプヒョン。怖いです。でもナイスです。
「いや、あの、それは、その、あのですね、」
口が達者なゴヌクが詰められている姿が少しおもしろいがこれはゴヌクが確実に悪いし僕も腹が立っている。
「僕らの部屋に来てないかって聞いたのはそういうことだったんだね？ハヌルが寝てないのを知ってて？それを無視したんだ？僕らにも伝えずに、へー。」
「だって……はぬるが……逃げるんだもん。」
「お前ハヌルに逃げられるほど足遅くねーだろ。」
「いやまじだって！こいつめっちゃ早いの！ジウンイヒョンもファニヒョンもその場にいたんだけど、追いつけない！探しに行っても隠れてるのか全然見つからないし！！」
他のヒョンたちも関わっていると知った瞬間、二人を連れてきたヒョンビニ。仕事が早い。ナイスです。
.
ゴヌクとヒョン二人からたっぷり事情を聞き、僕らがハヌルに会っていない間、ハヌルがどれほど無理をしていたかが分かった。そりゃあこうなる。
1スターの皆にも聞くと、彼らは全員ほぼ完徹らしい。その中でもハヌルは人一倍睡眠時間が短く、申し訳ないと謝られた。
仕方がないだろう。自分に精一杯な気持ちは痛いほどわかる。
その証拠に、僕は何も知らなかったんだから。
オールスターになって帰ってきた弟に誇らしさを感じながら、気がつけなかった悔しさに、もう感情がぐちゃぐちゃだ。
「オールスターおめでとう、ゆっくり休むんだよ。ハヌルヤ。」
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りんゴリ子(プロフ) - 素敵なお話なので名前変換できると嬉しいです (1月9日 12時) (
レス) id: a0c18f2b4d (このIDを非表示/違反報告)
ろんな(プロフ) - 行かん開きすぎて読みづらいです... (1月7日 0時) (レス) @page17 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 主様のお話すごく好きです！！これからも更新頑張ってください😚💕読むことがとても楽しいです！！ (1月6日 21時) (レス) @page20 id: 11232c2a4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃ | 作成日時：2024年1月4日 18時
