頭を冷やそう(物理) ページ11
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「ごめんね、ここ冷蔵庫とかないからこれで。外にペットボトル出したから後でそれで冷やそうか。｣
そう言って冷えピタを貼ってくれるのはファニさん。
横でずっと頭を下げているのはユジンくんでその横で何かぶつぶつ言っているのはジウンさん。
さっきまで仲良く話しているようだったのにこの空間はすごく静かだ。
「あの…ユジンくん、ごめんなさい。僕全然中に入る勇気が出なくて…つい扉の前で止まっちゃってたんです。」
「いや、あの、僕が勢いで開けちゃったから。本当にごめんなさい。綺麗なお顔に傷つけちゃって…あ、僕どうしましょうヒョン〜」
慌てふためいてジウンさんに助けを求めるユジンくんを見てついくすっと笑ってしまう。
「あ、笑ってくれた。笑った顔も可愛いね。」
「ありがとうございます、ファニさん。ユジンくん、僕は気にしてないから、よかったら普通に、してくれたら嬉しいな、と僕は思います…｣
「ありがとうございます！ハヌルヒョン！僕、一つ下なので、ヒョンって呼んでいいですか！？僕のことは、ユジナって呼んでくださいね！」
ユジンくん、いやユジナの勢いが強すぎて押されてしまったけど案外悪くないかもしれない。人生で初めてヒョンなんて呼ばれた気がする。なんだかむず痒くて恥ずかしい。
「ユジナだけずるいよ。改めましてハヌルくん、僕はキムジウンです。気軽にジウンイヒョンって呼んでね。98lineだからよかったら色々頼ってくれたら嬉しいな。」
「イファニです。ジウンと同じく98lineだから、だいぶ年上だね。気を使うことなく、呼びやすい呼び方で呼んでね〜」
「あ、ありがとうございます。僕はイハヌルといいます。ハヌルとか、ハヌルヤって呼んでくだされば、嬉しいです…ジウンイヒョン、ファニヒョン。」
「あ、僕黄金ビジュアルを前にして眩しくて全てを終わらせられる気がする…｣
「僕もビジュアルには自信があるけどハヌルヤ、破壊力が強すぎるんじゃないか…｣
黄金だかなんだか聞こえた気がするけど空耳な気がする。ここにはジョングク先輩はいないしね。
さっきから熱い視線を送ってくれるユジナの方に向き合うと、ぱぁっと表情を変えて笑顔になる。
「可愛い…」
って声が出ちゃうのは仕方ないでしょう。だって初めての弟だもん。
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りんゴリ子(プロフ) - 素敵なお話なので名前変換できると嬉しいです (1月9日 12時) (
レス) id: a0c18f2b4d (このIDを非表示/違反報告)
ろんな(プロフ) - 行かん開きすぎて読みづらいです... (1月7日 0時) (レス) @page17 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - 主様のお話すごく好きです！！これからも更新頑張ってください😚💕読むことがとても楽しいです！！ (1月6日 21時) (レス) @page20 id: 11232c2a4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるくてぃ | 作成日時：2024年1月4日 18時
