眼帯女子の裏事情。R.N

7.修正 ページ8

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は？ちょ…っ




驚いて転けそうになった私を無視して


そのまま屋上まで上がってきた。





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『この学校屋上あんねんなー、』






「…あの」



『あ？』




「腕、離してください」








本人は気付いてないのか、結構な強さで腕を掴まれていたから痛い。





『え？あぁ、すまん』







「……」



『……』








しばらく続く沈黙に耐えられなくなって



“永瀬廉”に今一番疑問なことを聞いた。





「……なんで、」



『ん？』



「…なんでこんなとこに連れてきたんですか」





『あ、ここ立入禁止やったりする？』





「そうじゃなくて…なんで私も連れ出し『だってさぁ、』






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『なんか、あん中居づらそうやったから。勘違いやったらごめんやけど。

　
　まぁ俺のせいか笑』




ごめんなぁ、うるさくして、と“永瀬廉”が言うと1限目のチャイムが鳴った。






あーぁ、無欠席目指してたのにな。なんて思いながら空を見上げた。



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