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LINE交換 ページ10
翌日、私は事務所の前まで来て
また暑い道路の上で立って待つことに
昨日作戦を考えたものの肝心のその相手と連絡をとれないことに気づいた
私ってたまにバカなのかもしれない
今日もすごく暑い
でもこの前のことを反省して倒れないようにちゃんと飲み物を買ってきた
十分に一回くらいは水分補給をしてぼーっと待つ
待つこと一時間
そろそろ体が厳しいと思ったそのとき
隼「うあーー！Aちゃん！またそんなことしてー！」
大きな声をあげながらドンドン近づいてきて
目の前に来たと思ったら腕をガシッと掴まれ
そのまま中へ
隼「なにしてんのさ、ダメじゃんあんなところいたら。玲於から聞いたけどまた倒れたりしたら危ないでしょ！」
「今日はちゃんと水も飲んでましたよ？」
隼「それでもさ〜、外暑すぎるじゃん」
「すいません……。そのどこで待てばいいかわからなくて、ここにいれば隼くんに会えるんじゃないかって」
隼「んー、そっか、……え、俺！？」
少し間があったあとに驚いて目を大きく開いてる
たしかにいつも玲於くんを待ってたから他の人に会いにくることはあんまりない
隼「連絡先交換してないからか、ごめんね」
これIDっと言って画面を見せられる
私は慌ててLINEを開いて打ち込み無事に追加できた
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作者名：カステラ | 作成日時：2018年7月23日 22時
