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闘う心 ページ18
最近の私は悩んでばかり
どうしたら、玲於くんの本物になれるんだろう
どうしたら、この関係が終わるんだろう
どうしたら、玲於くんを傷つけずに済んだのだろう
現実はいつも厳しい
夢なんてものは見せてくれない
見るのはただそこにある事実だけ
たとえそれが悲しいものでも受け入れるしかない
隼「ごめん、あそこまでなるとは思ってなくて……」
「大丈夫ですよ……元々私が全部悪いのに甘えていろんな人に迷惑かけてほんと私なんていなければ良かったのに」
隼「それは絶対に言っちゃダメ、いないほうが良いなんて誰も思ってないよ、玲於も……俺だって」
何度救われただろうか、隼くんの言葉に
きっと彼がいなかったら私はとっくに壊れてる
「ありがとうございます、私はもっと頑張ってもいいんでしょうか」
隼「ツラいときは助けに行くから、絶対に無理はしないで」
わかってる
頑張りたいという気持ちがたしかに私の心にはあるのに
なぜかあと一歩が踏み出せない
それはまた傷つくのが怖いから
玲於くんに拒まれるのが嫌だから
ただ危険に侵さず安全なところで自分を守っているだけ
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作者名：カステラ | 作成日時：2018年7月23日 22時
