Fake Love 2 (ページ11)

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作戦会議ページ11

隼「それで、今日はどうしたの？」

「恋愛対象になりたいんです」

隼「……え？誰の？」

「そんなの玲於くんに決まってるじゃないですか！」

その場の時が一瞬止まった
隼くんは目の前で思いきり？マークを頭に浮かばせて
首をかしげてる
それもそのはず、だって私の言葉自体がおかしいから
あくまでも私と玲於くんは付き合ってる
それなのに恋愛対象になりたいだなんて
私も言ったあと口を滑らせたと思い後悔した

言ってしまったものはしょうがない
どこから説明をすればいいんだろう
成り行きから？それともいっそのこと今のは冗談だとスルーするか

隼「玲於と付き合ってるの嘘、だったの？」

さすがにごまかせなかった

「嘘つくつもりはなかったんですけど、その成り行きで？」

長くなるんですけど、と断りを入れて
最初から順を追って説明した
その最中指摘することもなく優しく頷きながら聞いてくれた

隼「へえー、玲於からだったんだね。でもなんとなくわかるかも、Aちゃんのこと大事にしてるし。だから嘘だなんて全然気づかなかったもん」

「いやいや、玲於くん私のことなんて女として見てないんですよ？たぶん、子供としか」

隼「そうかな～？」

「そうですって。だから考えたんです、仲の良い隼くんに聞けば玲於くんの好みとかわかるんじゃないかな、と」

隼「話はわかりました、よっしゃ一肌脱ぎますか！」

満面の笑顔でやるぞー！と手を突き上げる
その仕草に私のやる気もあがった