大切なもの。【ONE PIECE】【夏目友人帳】

１９話 ページ20

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友人帳を咥えている ニャンコ先生。
エース達は 驚きを隠せない様子だった。




「せ、先生！！喋ったら駄目だって、勝負の前に言ったろ！」

「すまん」


「そいつ…今、おっさんみたいな声で喋らなかったか？」

「ああ。俺も聞こえた」






はっと我に返る 少女。
苦笑いを顔に浮かべて咄嗟に思いついた言い訳を。



「え、えっとな！鳥にも人の言葉を真似して喋るってやつ、いるだろ！？
ニャンコ先生は 賢い猫だから、俺の言葉を真似して喋れるようになったんだ！」

「いや 嘘つけ」


「さすがに無理があるだろ その言い訳は…」

「で、ですよねー」




仕方がない、少女はニャンコ先生が咥えている 友人帳を取ると
小さく息を吐く。

そして 口を開いた。





「先生、本来の姿に戻ってくれないか？エース達が見える人(・・・・)なのか
はっきりさせてから話したい」

「ふん！後で 七辻屋の饅頭を買ってくれるのならやってもいいが？」

「はいはい、意地汚い奴め」






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