monolog�検�in ルイ・レイ〜 ページ25
「今年も・・・・・不作か・・・」
「そうね。私たちもだめかもしれない」
農業の秋
この国はおもに上級国民がバベルの塔関係や機械関係の仕事につく
そして中級国民は農業につく
しかしここ３，４年。雨が降らないのだ
なぜなら機械の排出ガスで空が埋まっているから
・・・・・太陽も出なければ、雨もない
ただ、真っ暗な国なのだ
この真っ暗な国、大変なのはゴーストタウンだけではない
この農業者たち中級国民も生活が苦しいのだ
だからこの家も例外ではない
「これからどうしようか」
「家族4人養っていけないわ」
寝静まった夜。ある家族の夫婦が話し合っていた
「・・・・・どうすればいいんだ」
「・・・ルイは・・・・働けるわ。でも今も倒れてるしレイは・・・・」
「じゃぁどうするんだ！！レイ死なせるのか？！」
「そんなこと言ってないわ！！ただ・・・・ゴーストタウンに行かせたりするのも・・・」
「そんなことはだめだ！」
「じゃぁどうするのよ！！このまま働けもしないあの子を置いておくの？！」
「うっ・・・・・た、たしかに・・・」
「そうするしか・・・・・ないのよ」
翌日
その話をルイだけにした
「・・・・・・・」
13歳のルイは何も言わなかった
数日後
レイは寝ている間にゴーストタウンに運ばれた
夫婦とルイによって
「さぁ、帰ろう。ルイ」
なかなか帰ろうとしないルイに父親は声をかける
すると座り込んでいたルイがぱっと立ちあがった
「俺は、帰らない」
「何を言ってるんだ？」
「ルイ、帰るわよ」
「俺は、帰らない」
「はぁ。あなたが来ないと私たちの仕事が大変になってこれ以上つらくなるわ。お母さんたちがそんなんなってもいいの？」
「・・・・・・レイを・・・捨てるようなやつは俺に関係ない」
「！！！」
「帰れ。おばさん、おじさん」
ルイは夫婦に背を向けたままレイを背負って走った
そのあとルイはウィザードに会った
そしてレイは『飴』をもらった
この国の病人にとって飴玉ほど効く薬はないのだ
そしてルイとレイのここまでの経緯を知ったウィザードはこの2人を勧誘し
仲間になった
*
こいつは俺のたった一人の 兄さん/弟 だから・・・・・・
たった一人の・・・・家族だから。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みなみ(プロフ) - 3000hit超えました！！ありがとうございます！！ (2011年12月17日 23時) (
レス) id: 498290f900 (このIDを非表示/違反報告)
ハレル(プロフ) - めちゃくちゃ面白い！！！この世界観は最高です！！！ (2011年12月2日 22時) (レス) id: 7cb2b9d575 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 9月29日2000hit超え！！！ありがとうございます！！！ (2011年9月29日 23時) (レス) id: 498290f900 (このIDを非表示/違反報告)
ベース(プロフ) - 俺も一応おめでとうだけは言っとくよ！・・・「おめでとう。」 (2011年9月18日 20時) (レス) id: afa733931b (このIDを非表示/違反報告)
シューン(プロフ) - 総合ランキングいりおめでとう クオアゲガンバ (2011年9月18日 20時) (レス) id: b5c5424839 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みなみ | 作成日時：2011年7月6日 22時
