monolog�掘�in ハンナ・ハラン〜 ページ18
「逃げて！ハンナ！ハラン」
春だった
私たちがいるこの場所、ひまわり園
孤児院だが、政府の命令でつぶせと言われている
しかしここのお母さんは従わなかった
ひとりでも子供がいるんだからつぶすわけにはいかない。と
ここにいるのは私と双子の兄のハランだけだった
その私たちがお母さんに逃げてといわれている
なぜだろう？
「とうとう政府が来たの。ここに火をつけそうなの。私は捕まるかもしれない。でも、あなたたちは、逃げて！！！」
そう言って裏口から追い出された
１０歳の私には理解できなかったがハランにはわかっていたようだ
そのあとハランは無言で私を引っ張って歩いた
ハランは泣いているようにも見えた
しかし・・・・・バベルの塔の人に見つかった
捕まりそうになったときやっとハランが口を開いた
「ハンナ、このままじゃ捕まっちゃう。だからいったん別れよう。そしてゴーストタウンに集合だ」
そしてハランは私を押してどこかに行ってしまった
そのあと私は走った
ひたすらひたすら走った
そしてゴーストタウンについて、カレンにあった
一人ぼっちの私にとっては女神に見えた・・・・・
＊
「ハンナ、このままじゃ捕まっちゃう。だからいったん別れよう。そしてゴーストタウンに集合だ」
ホントは僕だってそんなこと言いたくなかった
ハンナは一人ぼっちが嫌いな子だったから一人にしたくはなかった
でもしょうがなかったんだ
そのあと僕は走った
ひたすらひたすら走った
そして・・・崖から落ちた
目が覚めたらだれかの家にいた
何日も気を失っていたようだ
そして僕の記憶も失っていた・・・
覚えているのは・・・自分がハランだってこと
・・・・他は・・何もわからない
それから一年。僕は一年前に助けてくれた夫婦と住んでいた
ふとなぜか失った記憶がすべて戻った
なぜかはわからない
急にいろんな記憶が流れてきて・・・・・またぼくは倒れた
僕は目を覚ますとすぐ、戻った記憶を伝えた
僕には妹のハンナがいたこと、ゴーストタウンで待ち合わせしたこと
その夫婦は「すぐに妹のもとに行け」といった
「今まで、ありがとうございました」
そう言って家を出た
ホントは泣きそうだった
そしてゴーストタウンでフレアにあった
ハンナの居場所を知っている彼に
僕には神に見えた
＊
もう私は・僕は―――――――――――
振り向かない・・・・
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みなみ(プロフ) - 3000hit超えました！！ありがとうございます！！ (2011年12月17日 23時) (
レス) id: 498290f900 (このIDを非表示/違反報告)
ハレル(プロフ) - めちゃくちゃ面白い！！！この世界観は最高です！！！ (2011年12月2日 22時) (レス) id: 7cb2b9d575 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 9月29日2000hit超え！！！ありがとうございます！！！ (2011年9月29日 23時) (レス) id: 498290f900 (このIDを非表示/違反報告)
ベース(プロフ) - 俺も一応おめでとうだけは言っとくよ！・・・「おめでとう。」 (2011年9月18日 20時) (レス) id: afa733931b (このIDを非表示/違反報告)
シューン(プロフ) - 総合ランキングいりおめでとう クオアゲガンバ (2011年9月18日 20時) (レス) id: b5c5424839 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ | 作成日時：2011年7月6日 22時
