９ ページ9
〜大野side〜
・・眠れたかな。
大きな目が閉じて数十分、小さな寝息が聞こえてきたのを確認してゆっくりとベットを降りる。
久々にゆっくり風呂にでも浸かろうかなって軽い気持ちで、それが甘かったんだ。
「翔ちゃん、大丈夫・・大丈夫だから。」
大きめの湯船に浸かったらすっかり落ち着いてしまって、だいぶ長居してしまって。
部屋に戻ったらちょっと焦った顔をした相葉ちゃんが懸命に翔くんをなだめてた。
「翔くん？」
「あ、ほらリーダー帰ってきたよー大丈夫だったでしょ？心配しなくていいんだよ。」
「・・さとしくん・・。」
慌てて駆け寄って細い手を握りしめる。
「ごめんごめん、起きちゃった？」
「ん・・。」
こんな時にでも俺に気を使ってか何も言わないけど、身体が少し震えてるからすぐ分かる。
「怖い夢見ちゃったね、ほらここにいるよ。」
「翔ちゃん、ホットミルク飲もうか。あったまるよ。」
俺がなだめている間に相葉ちゃんがキッチンで飲み物を作って持ってきてくれた。
身体を起こしてからも俺たち２人から離れようとしない翔くん。
「怖かった？」
「・・うん・・。」
ようやく素直に言ってくれた翔くんは少し落ち着いたみたいでうとうとし始める。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 676人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆい - 再開楽しみにしてます＾＾。ニノの映画をみんなで見るお話を読みたいです！ (2019年2月21日 19時) (
レス) id: 81ee9d4255 (このIDを非表示/違反報告)
プイ(プロフ) - よっこさん、ありがとうございます！潤くんと2人でお留守番の時に翔くんが事件を思い出して、調子が悪くなる話が読みたいです。距離を詰めたくてもなかなか難しくて頑張る末っ子希望です。 (2019年2月20日 21時) (レス) id: 3f5c26cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - 事情把握しました！ 読みなおしながら、よっこさんの作品更新ゆっくり待ってます♪ (2016年4月2日 12時) (レス) id: 29cb325351 (このIDを非表示/違反報告)
尚(プロフ) - こんばんは。初めまして。尚と申します。時々よっこさんの作品を読み返して楽しんでます。どの作品も同じくらい大好きです。でも読み返しが多いのはシェアハウスです。やはりまだまだ続いてほしい！と改めて思いました。続編気長に待ってます。 (2016年1月30日 23時) (レス) id: 400da4da02 (このIDを非表示/違反報告)
レニ(プロフ) - ゆっくりでもいいので、辞めないでほしいです。いつまでも続編待ちますので、お願いします。 (2015年7月12日 23時) (レス) id: 76a04e37e1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よっこ
| 作者ホームページ：http://id9.fm-p.jp/401/ac98001/index.php?nocnt=1&prvw=eWRscnRhWmFLQlE3dUlTOU...
作成日時：2014年11月15日 13時
