くらべられっ子(ぶる×きん) ページ49
-ぶるーく-
僕はくらべられっ子。
とっくに知ってるよ。
きん「ぶるーく、またテストで100点取れたよ!」
きんときより劣っているのは言われなくても解ってるよ!
ぶ「だから比べないで!いや比べんな!僕をほっといて」
きん「え?」
左側が痛いから…
なんとなく差を感じて生きていたけど背伸びしてた。
A.B.C.D.E.F.Gどれを選んでも失敗の方が多くってまた怪我しちゃった…
痛いの痛いの飛んでけって思っても意味ないこと頭によぎって下していつの間にか泣き出してトドメを刺せたらどれだけ楽なんだろう。
捨てられたいな。
僕はくらべられっ子。
とっくに知ってるよ。
大切なものを馬鹿にされる運命なんだって!
だからもう諦めたよ。
もう諦めた。
ぶ「僕をほっといて」
だけど夢に出てくるんだよね。
可笑しいでしょ?
きん「嫌だ。側にいる!」
ちょっとだけありのままで向き合っていた。
V.W.&.X.Y.Zどのグループに入ってみても失敗ばかり目立つようで。
あれ?もしかして1人?
きん「ぶるーく、大丈夫?」
暗いの怖いなって思ったら身体が動かなくて、蓋をして好きなことも霞むから。
隣のきんときは旗を揚げていた。
眩しいよ。
いいなぁ…
僕はくらべられっ子。
それでも生きてるよ。
大した結果も出せないのに図々しく生きてるよ。
だから息を吐いて口を塞いだ。
ぶ「僕をほっといて」
そしたら瞳を閉じるの。
この世界で生きるのはもう無理だよ…
これで終わりだね。
僕はくらべられっ子。
とっくに知ってるよ。
最後の日まで報われないことも解ってるよ。
だから構わないで。
話し掛けんな。
僕をほっといて。
-きんとき-
くらべられっ子。
君は俺に言ってるよ。
周りが見えなくて勝手に決めつけているよ。
きん「だから思い出して!もう忘れんな!本当はずっと側に居たって!俺はぶるーくを必要としているんだよ!」
俺は息を止めていた君を抱き締めた。
ぶ「きんとき…ごめんなさい…ごめんなさい・゜・(つд;*)・゜・」
14人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
is(プロフ) - いいえ、大丈夫です! (2020年3月5日 7時) (レス) id: 67d532d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコまんじゅう☆ - どうでしょうか?なんか駄作になってしまいました… (2020年3月4日 21時) (レス) id: a52b65d449 (このIDを非表示/違反報告)
is(プロフ) - ぜんまい少女時計はシャケでお願いします! (2020年3月3日 8時) (レス) id: 67d532d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコまんじゅう☆ - 了解です! (2020年3月2日 20時) (レス) id: a52b65d449 (このIDを非表示/違反報告)
is(プロフ) - じゃあ、レミングミングか、ぜんまい少女時計、スーサイドパレヱドをお願いします (2020年3月2日 17時) (レス) id: 67d532d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:チョコまんじゅう☆ | 作成日時:2019年11月17日 22時