あの夏が飽和する(スマ×ぶる) ページ34
-スマイル-
ぶ「昨日人を殺しちゃった」
君はそう言っていた。
夏が始まったばかりというのに、君は酷く震えていた。
そんな話で始まる。
俺の探している人の記憶…
’’あの忘れられない夏の日の記憶だ’’
ぶ「殺したのは、隣の席のいつも虐めてくる、アイツ。もう嫌になって、肩を突き飛ばしたら、ロッカーに当たっちゃったの…もう僕はここに居られない。だから、何処か遠いとこでタヒんでくるよ」
ス「そらなら、俺も連れてけ」
そうして俺らは逃げだした。
この狭い狭いこの世界から。
家族もクラスの奴等も全て捨てて君と‘‘2人‘‘で。
ス「遠い場所で2人でタヒのう」
もうこの世界に価値などないな。
人殺しなんてそこらじゅうにいるんだから、ぶるーくだけが悪いんじゃないんだ。
君はなにも悪くないぞ。
金を盗んで2人で逃げた。
俺らなら何処にでも行ける。
今更怖いものは俺らにはなかったから。
ぶ「いつか夢見た優しくて、誰にも好かれる主人公だったら、手を汚した僕達でも救ってくれるのかな?」
ス「俺はそんな夢は捨てた。だって現実を見ろよ!シアワセの四文字なんてなかっだろ?今までの人生で思い知っただろ?」
君はふとナイフを手に取った。
ぶ「今までありがとう。タヒぬのは僕1人でいいよ。スマイルにはまだタヒんでほしくないって思ったんだ。ね?僕の分も、生きて?(*´∇`*)」
ス「ぶるーくっ!待てっ!」
君は俺の言葉なんて無視して、首を切った。
世界が止まったように見えた。
気づいたら俺は、警察に捕まっていた。
ス「君が見つからない…」
「しっかりしろ」
ス「君だけが見つからない!」
そして時は過ぎていった。
あの暑かった夏は過ぎた。
家族もクラスの奴等もいるのに、何故か君だけが何処にもいない。
ス「何処にいったの!ぶるーく!」
な「スマイル、ぶるーくはもう…」
ス「なかむ!何言ってんだよ!ぶるーくはまだ生きてる!」
あの夏の日を思い出す。
俺は今も今でも覚えているよ。
君を今でも探しているんだよ。
ス「君の笑顔は君の無邪気さは頭の中を飽和しているよ」
ス「俺は何処かで気付いていたんだ。この世にぶるーくがいないことを。だから、ぶるーくの所に行かせて?」
ぶ「スマイル生きててよ…僕はスマイルの事、ずっと見ているよ。そばにいるよ。だからさ、もうちょっと生きていようよ」
この後どうなって生きたのかは、皆には秘密♪
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is(プロフ) - いいえ、大丈夫です! (2020年3月5日 7時) (レス) id: 67d532d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコまんじゅう☆ - どうでしょうか?なんか駄作になってしまいました… (2020年3月4日 21時) (レス) id: a52b65d449 (このIDを非表示/違反報告)
is(プロフ) - ぜんまい少女時計はシャケでお願いします! (2020年3月3日 8時) (レス) id: 67d532d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
チョコまんじゅう☆ - 了解です! (2020年3月2日 20時) (レス) id: a52b65d449 (このIDを非表示/違反報告)
is(プロフ) - じゃあ、レミングミングか、ぜんまい少女時計、スーサイドパレヱドをお願いします (2020年3月2日 17時) (レス) id: 67d532d5a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコまんじゅう☆ | 作成日時:2019年11月17日 22時