feeling.52 ページ13
それから優しいときが流れて…
―後日。
「…」
「亜依？どうかしたの…？」
起床後、朝食を作っていると、亜依が急にエプロンの裾を引っ張った。何かな、と思い彼女の顔を見上げる。
―――ニヤニヤしていた。
「亜依…聞きたくないんだけど…」
「《分かってるでしょ？》」
そう書いてある紙を目の前に出されて思わず後ずさんでしまう…。
何で、知ってるんだ…
「はいはい、ご飯出来たから席付いて。」
まだにやつく彼女を半ば強引に座らせた。
少しむくれた顔になって、可愛い。
頼むから忘れてくれ、と心の中で祈った。
――――――
「おはよ、Aと天羽」
「おはよう風丸。」
「…((ﾆｺ」
ならんで登校していると、後ろから走ってきた風丸と会った。どうやら走ってきたようで、少し息が上がっている。
部活の無い時まで運動…すごく、真面目だな
「そういえば、そろそろ文化祭の季節なんだぜ？」
「ぶんか、さい…？」
「知らない？」
僕を気遣ったのか風丸は1から説明してくれる。…彼のそんな優しいところが、僕は大好きなんだ。
彼によれば文化祭とは学校で開かれるちょっとしたお祭りのことで、クラスごとに出し物をして楽しむようだ。
昔の自分なら面倒くさいと切り捨てていたものの、今なら楽しめる気がした。
「それで今日さ、話し合いやるらしいんだよ。」
「《楽しみね、A？》」
「うん、楽しそう」
素直にそううなずく。
どんな出し物をするのだろうか。
…やっと僕も人間らしくなってきた、か…
「…」
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*Noah*(プロフ) - 早いよねー(￣▽￣;)来年まで二ヶ月もないよー(汗)そうなんだよ、頭痛がするくらい大変だったなーwww コミケの前に、同人誌って知ってる？同人誌知らないとコミケが分からないから… (2013年11月4日 9時) (携帯から) (
レス) id: d37f8ae8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - もう１１月です！早いねぇ・・・(・_・;) イベント行って来たんだね！人混み多いとこは大変だよね（汗）私もちょっと苦手なもんで(笑) ところでコミケってなあに？？ (2013年11月4日 8時) (レス) id: 4bf8858ba9 (このIDを非表示/違反報告)
*Noah*(プロフ) - そのあたりかぁ… 地震多いんだね！大変そう…(*_*) イベントは行ってきました！すっごい人だったー コミケの半分くらいかな(笑)ありがとう！ (2013年11月2日 19時) (携帯から) (レス) id: d37f8ae8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 昨日の地震は確か…福島浜通りだったかな〜？あそこ地震ホント多いんだよね〜…話変わりますが、イベントは行って来ましたか(^_^)？４時起きご苦労様！(笑) (2013年10月27日 18時) (レス) id: 6b6f4e7ca5 (このIDを非表示/違反報告)
*Noah*(プロフ) - おかえりー！六時起き、早い((((゜д゜;))))大きめの地震！？どの辺りで？２時…！大丈夫かミクさん…！年配のおっさんwww明日はイベント行くから四時過ぎくらいに起きなきゃ何だよー(^^;) (2013年10月26日 20時) (携帯から) (レス) id: d37f8ae8d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：*Noah* | 作成日時：2013年3月28日 21時
