＊ ページ27
和也「……お前、まだいたんだ」
彼の友達だという彼は
僕を名前で呼ばない。
優しく温かい彼の目に見つめられるより
この冷めた瞳を向けられる方が
僕としては楽だった。
和也「お前は智じゃないのにね」
その言葉は僕を傷つける為ではなく。
ただ、彼を憐れむもの。
ほんの少しだけ揺れた薄茶色の目だけが
彼への気持ちを語っている。
智「二宮さん」
和也「ん？」
智「僕、いない方が良かった？」
と言っても、僕は作られたものだから
自分で望んで生まれたわけではないのだけれど。
彼は表情ひとつ変えず『そうだね』と答えた。
和也「智も、お前も。憎くて仕方ない」
それはまるで
青い炎のように静かな言葉。
和也「アイツがいなくなっても、俺を見てくれないことくらい分かってるけど。」
そして口元に浮かんだ笑みは
何に対してのものだったのか。
和也「それでも。俺はお前と智が憎いよ」
憎しみと愛情と諦めと。
薄い茶色の中には沢山の感情が込められている。
和也「……なんてな」
彼の薄い唇が動き
薄い茶色の目はいつも通りに細められる。
和也「翔さんが幸せなら何でもいいんじゃないの」
ひとつの嘘と、共に。
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Rin(プロフ) - はるさん» はるさんこんばんは！ちょっとキャラが変な方向に……(汗) (2018年2月13日 0時) (
レス) id: f4324925b7 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - りんさん、こんばんは！ふふふ、相葉先生最高ですね。 (2018年2月13日 0時) (レス) id: 2e57ade7fe (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - はるさん» はるさん！どうしてもトーストのやつが書きたくて書いてしまいました(笑)なんの下書きもせずに放り込んでしまったのでグダグダは覚悟でお願いしまーす！(ダメじゃん) (2018年2月11日 11時) (レス) id: f4324925b7 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ひぇぇぇ〜！りんさーん！びっくり！あの会話がこんなお話になるなんて！天才！←いやどんだけくだらなかったの（笑）なんだかとっても嬉しいです。ありがとうございます！ (2018年2月11日 8時) (レス) id: 2e57ade7fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin
| 作成日時：2016年1月23日 17時
