第113話 "暴食からの爆睡" ページ16
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「エース、どうしてこの島へ？？海を一周…したわけじゃないよね…？」
「あぁ…今、俺は…。」
エースの顔が少し険しくなる。この続きを話したら、エースはすぐいなくなってしまう。そんな気がして、エースの言葉を遮るようにAは声を上げる。
「あー！！！そうだ私朝ごはんの途中だったんだ！お父様ほったらかしてきちゃったから早く戻らないと！エースも一緒にご飯食べていこう！」
「え、いや、俺はすぐに…。」
「ヒューダ！エースをくわえて！さ、行くよ！！」
「ピューイ！！」
エースの言葉を無視して、Aはエースを連れ出す。ヒューダはエースをくわえるとAを背中にのせ、王の屋敷へ戻る。
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「エース君じゃないか！さぁ、さぁ席に座って。料理長に追加オーダーしてこないとな！」
王様はAがエースをつれて帰ってくるのを迎え入れると、Aに「すぐ料理の用意をして」と頼まれた。なぜエースがここにいるのか、どうして引き留めるような行動をしているのかについて問おうとしたが、娘の真剣なまなざしに、指示に従うことにした。
「あの…俺は、うわ、うっまそー！！」
何かいいかけたエースだったが、Aがすかさずおいしそうな料理を持ち出して話題をそらす。
「さぁ！召し上がれ！！」
Aの合図でエースはごちそうに食らいつく。その勢いを見るに、しばらくおなか一杯にご飯を食べていなかったようだ。あの食い意地が張ったエースがご飯を後回しにしているということだ。
最後にエースの居場所が特定できるような記事で確認した場所は、
とても気になるが、今はエースを引き留めることが先決だと判断した。なぜなら、エースの身体は一目見てわかるほど、ボロボロに疲弊していたからだ。
「たんとお食べ。」
一口ごちそうを口にすれば、体は正常にその栄養を摂取しようと動く。自分がどれだけ栄養が不足しているのかに気づいたようにエースの身体は食べ物を欲した。
そして、たらふく平らげた後、気絶するように机の上に突っ伏したまま眠ってしまった。
Aは、エースを自分の寝室のふかふかベッドの上に寝かせた。
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あむさぎ(プロフ) - 撫子さん» コメントありがとうございます！！とっても嬉しい言葉を頂けて…はい！がんばります！！ (2021年1月27日 23時) (
レス) id: b3e4a8557d (このIDを非表示/違反報告)
撫子(プロフ) - 早く続きが読みたくなりました。応援してます。頑張って下さい。 (2021年1月25日 23時) (レス) id: c1d82146a2 (このIDを非表示/違反報告)
あむさぎ(プロフ) - かなでさん» コメントありがとうございます！イスカ登場させたいと考えていたので無事に登場出来て良かったです！はい！頑張ります！ (2021年1月25日 18時) (レス) id: b3e4a8557d (このIDを非表示/違反報告)
かなで - イスカ大好きなので、登場する小生があってめっちゃ嬉しいです！これからも頑張って下さい！ (2021年1月24日 9時) (レス) id: dda8ded754 (このIDを非表示/違反報告)
あむさぎ(プロフ) - ノノさん» そうなりますね！ちょっとワクワクします！大学の課題で手いっぱいでなかなか更新できてませんでしたがすこしずつ書き始めます！ (2020年6月18日 11時) (レス) id: b3e4a8557d (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年5月30日 16時
