そら。 二宮side ページ13
今日は珍しく大野さんが潤くんとふたりで飲みに行ったから、Aちゃんとお店を片付けて。
片付けが終わってから大野さんの代わりに｢ちゃんと戸締りするように!｣ってAちゃんの耳にたこができるくらい言ってから店を出て、家に帰った。
和｢ただいま〜...｣
静かな部屋に挨拶をしたら少し声が響いて
梅雨独特のじめっとした空気が俺を包んだ。
靴を脱いだその足で冷蔵庫を開けに行くと、ﾋﾞｰﾙとﾁｭｰﾊｲしかなくて...
しょうがない、今日の夕飯はｶｯﾌﾟﾗｰﾒﾝだな、なんて思いながらやかんに水を入れて沸かす。
すると、しん...と静まり返った部屋にｽﾏﾎの着信音が鳴り響いて、画面を見ると【翔さん】と表示されていた。
和｢もしもし?｣
翔『あ、おれおれ、 今大丈夫?』
和｢ｵﾚｵﾚ詐欺はお断りです｣
翔『ちょ、ちょ、まって! 翔!! 櫻井翔!!』
和｢ふは、わかってますよ、笑 んで? こんな時間になんの御用です?｣
翔『あー...、いや、対した事じゃねぇんだけどさ...』
和｢Aちゃんのことっすか?｣
翔『なっ...!?』
和｢ふははっ!笑 翔さんわかりやすいんだよなー笑｣
翔『なんか貶されてんのか? おれ』
和｢違う違う、笑 ...んー、とりあえず、うち、来ます?｣
翔『今から!?』
和｢はい、丁度今から晩酌しようと思ってたんで。あ、ﾉﾝｱﾙｺｰﾙもありますよ｣
翔『じゃ、じゃあお邪魔しようかな、適当につまみ買っていくわ』
和｢はーい、んじゃ、またあとで｣
翔『うぃー』
聞こえないはずなのに
缶の中でﾊﾟﾁﾊﾟﾁと音を立てるﾋﾞｰﾙの炭酸が、聞こえてくるような...
そのくらい静まり返った部屋を見渡す。
...変なもん、...置いてないね、うん。←
人を家に呼ぶのは実は久しぶりで、もっと掃除しておきゃよかったかな、なーんて思ったけど
まぁ、野郎ふたりで飲む時くらい、部屋が荒れててもいいのかもしれない。
女の子じゃないしね。笑
和｢...翔さんも、悩んでんだなぁ...｣
なんて、静かな部屋でぽつりと喋ると声が少し反響して...またしん、、と静まり返る。
なんだかその静かさに寂しくなってｸﾞﾋﾞｯ、とビールを一口飲んで...
あぁ、なんかみんな青春してるな...なんて羨ましくなって...
久しぶりに、そら に会いたくなった。
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かるぴす.*(プロフ) - よっしーさん» よっしーさん、コメントありがとうございます! 私生活がﾊﾞﾀﾊﾞﾀで更新ｽﾋﾟｰﾄﾞがとてつもなく遅くて申し訳ないです(TT) ゆっくりではありますが今後も楽しんでいただけたらと思います(*¨*) (2018年6月27日 9時) (
レス) id: a5cc337d4b (このIDを非表示/違反報告)
よっしー - この後どうなるか気になります。早く更新してほしいです。楽しみにしてますね(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o))) (2018年6月7日 0時) (レス) id: a1ac4d5582 (このIDを非表示/違反報告)
かるぴす.*(プロフ) - さくらさん» さくらさん、コメントありがとうございます。V6さん、関ｼﾞｬﾆ∞さんも好きで登場させたのですがファンの方がいてよかったです♪私生活の方がバタバタして更新全然できてないですがこれからも楽しんでいただけたらと思います(*´ｰ｀) (2018年3月28日 15時) (レス) id: a5cc337d4b (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 出てくるキャラがみんなツボにハマってきて可愛くて仕方がないです。まさか、昌さんが出てくるとは思わず、V6のファンもしているので凄く嬉しいです！！更新大変だとは思いますが気長に待っています！頑張ってください (2018年3月8日 0時) (レス) id: 882e6a37d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かるぴす.* | 作成日時：2016年12月12日 7時
