検索窓
今日:1 hit、昨日:23 hit、合計:167,933 hit

呼び出し 降谷零side ページ24

バーボンside

部屋ではみんなそれぞれのことをしていた。

キャンティとコルンはライフルの手入れを、
ジンとウォッカは次の計画の話し合いを、
キールとベルモット、それに俺はカルーア…怜に頼まれた仕事を。

怜はボスに呼ばれていない。
そろそろ帰ってくと、ベルモットは言っているが。

それにしても、難しいことをしている。
初日の俺にこれをしろというのは無茶苦茶では?

カルーアが帰ってきた。
俺が声をかけようとしたのに。

ベルモット「あら、帰ったの?」

ベルモットに先を越された。

カルーア「ええ。今日はもう帰るわ…」

ジン「部屋で寝てもかまわないが?」

え、組織に泊まりってこと?明日から仕事なのに?

カルーア「ん…でも明日から仕事だし。」

ジン「そうか。」

カルーア「あ、バーボンとキール。帰る時でいいから、あたしの家に来てくれる?」

何の用だろう…俺はともかく、キール?

バーボン「わかりました。」

キール「ええ。バーボン、運転よろしく。」

バーボン「…はぁ、わかりました。」

運転くらいしますけど。
俺、カルーアの家知りませんから。

キャンティ「あ、カルーア!明日、狙撃見てもらいたいんだけど、いいかい?」

コルン「…俺も…見て…欲しい…」

人気だな、ほんとに…

カルーア「わかったわ。じゃあね、また明日〜。」

ベルモット「バーイ。」

かれこれ仕事をすること1時間。

バーボン「キール、僕の方は終わりましたよ。」

キールに声をかける。

キール「あら、奇遇ね。私も終わったわ。それじゃあみんな、私たちは帰るわね。」

ベルモット「了解。バーボン、安全運転してよ?」

ベルモット…まるで、俺が安全運転しないみたいな言い方、しないでいただきたいんですけど?

バーボン「わかってますよ。」

外に出て車を回す。

バーボン「キール、どうぞ。」

助手席の扉を開けると、すべりこむように車に乗ってきた。

バーボン「あの、キール。」

キール「なにかしら?」

キールは携帯から目を上げずに言った。

バーボン「カルーアの家って…どこですか?」

キール「…米花町の一番大きい団地あるでしよ?あの一番奥。」

バーボン「なるほど、ありがとうございます。」

車を走らせること1時間。

バーボン「つきましたね。ここで間違いないですか、キール?」

キール「ええ。」

車を降りて門まで歩く。

ーピンポーン

俺はチャイムを鳴らした。

正体→←呼び出し



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (83 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
212人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 黒の組織 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

黒猫 - No.3でした (2016年6月18日 18時) (レス) id: 5f521ddfc8 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - No.4カルーアがカミールになっていますよ (2016年6月18日 18時) (レス) id: 5f521ddfc8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:綺藤 | 作成日時:2016年4月30日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。