命名 ページ17
カルーア「透…なんてどう?」
それがあたしの考える精一杯の名前。
バーボン「透…いい名前ですね。ところで、理由をお聞きしても?」
カルーア「あなたの本名は零…つまり、なにもない、透明。それにあなた… “ゼロ”でしょう?」
…あれ?なんであたしは、こんなに深く考えているんだろう…
バーボン「なるほど…それで、カルーアはどうするつもりですか?」
カルーア「バーボン、あなたが決めて。」
あれ…なんで…
バーボン「優璃…なんてどうでしょう?あなたにぴったりの名前でしょう?」
カルーア「そう?ありがとう」
なんでさっきからこんなにドキドキしているの?
電話がなった。
ベルモットから。
カルーア「何のようかしら、ベルモット?」
ベルモット「冷たいわねぇ…あなたたちの関係をどうするのか気になったから連絡してあげたというのに。」
カルーア「関係?そんなものいるの?」
ベルモット「ええ。当たり前よ。男女なら、カップル、とかがいいんじゃなくて?」
カップル…なんでそうなるの…
カルーア「…考えておくわ。」
ベルモット「そう。あ、バーボンいるんでしょう?かわって。」
ほんと、つくづく自由な人だなって思う。
カルーア「バーボン、ベルモット。」
バーボンに電話をわたす。
バーボン「電話かわりましたが……ええ、少しは……ええ……!?っ確かに僕からしたら嬉しい話ですが……しかしそれでは……ちょっ!何してくれt……」
ツーツーツー
バーボン「切られた…」
何、話してたんだろ…
カルーア「そろそろ、ポアロ行こうよ。」
バーボン「そうですね。」
追求はしないから。
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黒猫 - No.3でした (2016年6月18日 18時) (レス) id: 5f521ddfc8 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - No.4カルーアがカミールになっていますよ (2016年6月18日 18時) (レス) id: 5f521ddfc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺藤 | 作成日時:2016年4月30日 17時