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1000hit記念小説!! ページ42

あてんしょん。
・パラレル
・恋人設定
・甘いのかわけ分かんねぇ
・眉毛落ちだったりする

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英国の首都、ロンドンの街の端に、近寄りがたい雰囲気を放っている大きな屋敷がある。

普段なら雨がしんしんと降っているはずのロンドンは珍しく晴れていたので
大好きな彼が暇さえあればいつも手入れしている薔薇が見れるテラスでお茶の時間にしていた。

さっきまで降っていた雨が薔薇園の薔薇たちをキラキラ輝かせていて、
そこで紅茶を飲んでいる少女と男がいる。

女のほうは膝に縫いかけの刺繍を置いて不満そうな顔で紅茶を飲んでいる。
なぜ彼女が不満そうな顔をしているのかというと
目の前に座っている男が煙草を吸っているからではない。

その男はただ煙草を燻らせているだけなのに絵になるのがやけに気に食わなかった。
(実際には煙草を吸っているから。というのもあったのだが。)
惚れた弱みというのだろう。こんな些細な仕草にも胸を高鳴らせている自分がいる。

このままこんな気持ちでいるのも嫌なので目の前の男に皮肉を込めて話しかけた

「アーサー。煙草吸うのやめない?紅茶が不味くなるんだけど。」

「あ、あぁ。すまない。」

「書類のこと考えてたんでしょ?」

「まぁな・・・」

「たっぷり溜まってたものね。」

「けどだいぶ片付いたぞ。」

「ほんと!?だったら、さっき材料買ってきたからケーキ作ってあげるね」

「おぉ。ケーキか。いいな、俺も手伝うか?」


彼の料理での手伝いはAの死に関わることなので全力で断っておいた
こんなとこで死んでたまるか。

実は彼が書斎にこもって書類と格闘してる間に街にいってケーキの材料をかっておいたのだ。
Aの料理の腕はあのメシウマ国(髭とくるんと爺など)に並ぶほどすごい腕前なのだ。

ケーキを作るため屋敷にもどる前に、アーサーの近くにいって額にキスをひとつ。
(唇にキスなんかしたらあのエロ大使のスイッチが入ってなにをするか分からないので)

ある意味予想通りに不満そうな顔をされたが気にせず、刺繍道具を片付ける
今夜が怖いがもうやってしまったものはしょうがない。


アーサーのスイッチが入る前にAは屋敷の中へ向かった。

恋日記38日目、気持ちの変化→←恋日記37日目、仕返し


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梨桜(プロフ) - 私も少し前からこの小説読んでました。とっても面白かったので、続かないのは残念です。短編、がんばってください!クラスの奴らは消しますねww (2011年7月4日 17時) (レス) id: 641faec8e2 (このIDを非表示/違反報告)
千世花(プロフ) - ゾネs・・・こちらこそお久しぶりです!応援してくださり、有難うございます!!皆さんのおかげで元気がでました!!本当にありがとうございます!! (2011年7月3日 20時) (レス) id: 710f3d33d1 (このIDを非表示/違反報告)
ゾネ(プロフ) - お久しぶりです! もう突然のことにびっくりしましたよ!! 私は千世花さんの書く小説、大好きですよ^^これからも何があろうと、ずっと応援します!!なので、元気出してください!! (2011年7月3日 20時) (レス) id: ba7329fe34 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - いえいえ^^困っている人がいたら助けるものでしよう^^ (2011年7月3日 19時) (レス) id: 0069f7a2ca (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - ちょっとそのクラスの奴いろんな意味で消して来ますので待っていてください^^ (2011年7月3日 17時) (レス) id: 0069f7a2ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千世花 | 作成日時:2011年5月20日 23時

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